院長からのごあいさつ

ゆいクリニック院長 島袋史このたび、多くの皆様のご支援・ご協力の下、沖縄市登川に産婦人科クリニックを開業させて頂くことになりました。

私は、1995年に琉球大学医学部を卒業後、1996年から琉球大学医学部付属病院産婦人科で研修を開始し、県内の複数の総合病院で研修・研鑽を積んでまいりました。また、この間麻酔科やNICU(新生児集中治療室)でもそれぞれ8ヶ月間、5ヶ月間の研修を受ける機会にも恵まれました。

その後2005年より浦添総合病院で一般産婦人科医として勤務してまいりました。

現在、産科医療は大きな施設に集約されようとしています。
私も一時はずっとそのような総合病院で働くことも考えておりましたが、私自身の4人の子供の出産や母乳育児の経験を通して、大きな病院にはない親と子の結びつきを大切にするお産、アットホームなお産への想いが強くなり、自らそのような場を創ろうと決意しました。

お産される方ひとりひとりが大切にされていると感じて、顔の見える関係の中で心穏やかにお産をすることは、大きな施設で医療を受けることとはまた別な意味での安心感が得られると考えます。

生まれてくる赤ちゃんの気持ちになって、母と子が心地よいと思えるお産をサポートしたいと考え、「病院らしくなく、お家のように安らげる」環境を提供しようと、ベッド数5床という小さな施設で開業することにしました。

それが、私たち「ゆいクリニック」です。

「生まれてからもずっと結ばれていたい」という母と子の想いに応えることが出来るような、祝福に満ちた場を創りたい。

そして、女性が妊娠出産を通して大きく成長することができるような取り組みや、子どもがかわいい、育児が楽しいと思えるような出産、産後のサポートを続けていきたい。
私たち「ゆいクリニック」はそう想います。