著者の王瑞雲先生からコメントをいただきました!赤ちゃんは毒物吸収体?! 「子どもの声、草木の声が聞こえますか」

以前の院長日記「子どもの声、草木の声が聞こえますか」王瑞雲著の本の紹介ブログに著者の先生からコメントをいただきました!

以前のブログも下記にそのまま紹介します。

「子どもの声、草木の声が聞こえますか」王瑞雲著

2002年とずいぶん前に書かれたおはなしなのですが、今読んでも全く違和感なく読み進められます。
そして社会の問題はこのときよりもより深刻になり、人は問題がたくさんありすぎて、それを当たり前のように感じてしまっているように思います。

本の中でとても考えさせられた一節

「毒物吸収体」=お母さんのおなかの中の胎児

弱い物に社会もふくめてすべて不利になるようになっている。自然界でも胎児が辛い立場に立っている。

おなかの中の赤ちゃんはお母さんの解毒をになっています。
赤ちゃんにとって母体というのは生死を左右する大切な環境です。
赤ちゃんは自分を育てて生かしてくれる環境を守ろうと必死に毒を吸い上げ、環境を良くしようとします。
お母さんが体に入れる毒も、ストレスも全部引き受けようと頑張ってくれているのです。

空気や水も汚れてきているし、様々な化学物質や食品添加物などの有害物質に私たちはさらされています。この本が書かれたときよりも状況は更に深刻になってきていると思います。

本の中では、赤ちゃんは自分を育ててくれて生かしてくれる大切な母体の環境を守ろうと必死に毒を吸い上げ、環境を少しでもきれいにしようとするのだと考えると著者はのべています。そのことによって自分が病気になろうとも、もしかして命を落としたとしても胎児にとって自己犠牲は生きてゆくための手段なのです。
また、胎児から思いをはせて、社会の毒についても言及しています。

弱い胎児を守るためにも、子どもたちの未来のためにも、まずは知ることだと思います。
自分自身無知で妊娠中にはひどい食生活で子どもたちにはずいぶん負担をかけたと反省しているところです。
うちの子どもたちはとてもひどい乳児湿疹があったのですが、長女が最もひどく、4番目の次男もかなりひどかったですが、下の子どもほど軽くなっていったのは、子どもたちが私の解毒をになってくれていたのだと思います。

また、本の中では蛍光灯の害についても伝えています。
又、テレビ、パソコン、スマートフォン(当時はワープロ)、ゲーム機などの光。
これらの光の害について、私たちはもっと注意を払うべきだと伝えています。

弱い赤ちゃんや子どもたちを守るためにも、新生児を蛍光灯の光になるべくさらさずに、日が落ちたらできるだけ暗い部屋で過ごさせてあげて、テレビはつけっぱなしにしない、子どもたちにスマートフォンやiPadの画面を見せないなどの配慮が大切だと思います。

子どもたちを守るという事も有りますが、大人である私たちの健康のためにも、食事や環境(光を含めて)などを見直していくことが大切だと思いました。

こちらの本の内容は一部引用して下記の講義でも紹介しています。

赤ちゃんのための大切な環境はお母さんです

コラムへ頂いた王瑞雲先生のコメントは下記です!

ゆいクリニック院長先生

初めまして。カナダトロントからのお便りです。

私の本を読んでくださり、ありがとうございます。

カナダの寒さは日本でニュースになるらしいですが、実はトロントはさほどひどくなく、むしろカルガリーやバンクーバーの方が寒そうです。

摂氏マイナス50度というのは北極の方でしょうね。

オンタリオ州は日本お国土面積の2.8倍人口は1400万人弱でも毎年トロント周辺は10万人ずつ人が集まってくるとのことです。

私は東京国立で51年間の開業医生活を2021年3月で終了、閉院してきました。

60年前に今は亡き夫と約束して「海外に私設研究所の設立」。やっと実現し始めました。研究テーマは「本当の医療とはどのようなものか?」

今その総括、著作作業の最中です。

ところで今日いきなりメールを差し上げましたのは、日本には「日本綜合医学会」が二つあります。古くからあるNPOと新しくできた一般社団法人です。

私はどちらの会員でもありませんが、どちらもよく知っていますので、皆様にお願い。

両方とも会の活動方向も違って、両方とも大切な仕事を受け持っておられます。新しい方はホームページと定期出版物がまだ2冊目です。

でも今後日本お人々の健康や生命を守るという点で、両学会は努力しておられます。どうぞ両方から良いとこどりで何かを学んでいただけましたら、かつて日本で仕事をしていました者としてうれしいです。今年残り少なりましたが、私はワクチン未接種者で、ヒコーキの乗れず、日本へ帰れない状態です。ゆいクリニック院長先生におかれましては、お忙しいお正月と存じますが、くれぐれもご自愛ください。

新年も皆様方のご健勝を祈ります。少しは穏やかな日々が来ますように!お読みいただきありがとうございました。

王 瑞雲Wang,Rui-Yun2021年12月30日午前0時半
Posted by 王 瑞雲Wang,、Rui-Yun

こちらのコメントにお返事を下記のようにしました。先生はお読みにならないとは思いますが、私の想いとしましては80歳をすぎてなお新しいことに挑戦されて、長年の夢をかなえようとされている先生のすばらしさに感動しました。私も人生120年時代にこれから生きていき100歳過ぎまで現役で働きたいと思っているので、王先生を見習って頑張っていきたい紹介してくださった紹介してくださった日本綜合医学会は王先生の著書からつながって入会したのですが、二つあると知りませんでした。今後こちらから学んでいきたいと思っています。

以下は私のコメントです。

王 瑞雲先生、先生からコメントを頂けて光栄です。先生の著書はかなりたくさん読みました。どれもとても勉強になります。先生は海外で新たな取り組みをされているとのことですが、素晴らしいですね。私も沖縄で少しでも社会が良くなるように未来をつくる子ども達をサポートすべく産婦さんのサポートを頑張りたいと思います。

Posted by 島袋史 at 2022年01月01日 新年のコメントとなり、よりよい未来のために頑張ろうと気持ちを新たにしました。

玄米のエビデンス

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。