PROCESS COMMUNICATION MODEL(PCM)とは
PCM(プロセス・コミュニケーション・モデル)は、人間関係や仕事におけるすれ違いやストレスを解消し、「相手に届く」コミュニケーションを実現するための心理学的ツールです。NASAや大統領選挙キャンペーンにも活用された実績を持つ、信頼性の高いモデルです。
「何を」ではなく「どう伝えるか」が重要
PCMでは、私たちの誰もが「6つのパーソナリティタイプ」を持っているとしています。それぞれのタイプには、よく使う言葉、得意なこと、動機づけ要因が異なります。相手のタイプを理解し、それに合った話し方・接し方をすることで、より良いコミュニケーションができるというモデルです。
6つのパーソナリティタイプ
- シンカー: 論理的・計画的。秩序を重視し、冷静なコミュニケーションを好む。
- パシスター: 信念と価値観重視。自分の意見を率直に述べる。
- ハーモナイザー: 共感力が高く、思いやりにあふれる。柔らかな口調。
- イマジナー: 静かで内省的。指示に従って淡々と作業をこなす。
- レベル: 直感型で感情豊か。ひらめきや自由な発想力に優れる。
- プロモーター: 環境適応力が高く、行動力と説得力を兼ね備える。
ストレス下の反応を予測・対応
各タイプは、ストレス状況に応じて特有の反応を示します。PCMではこの行動パターンを理解し、対応する方法も学びます。これにより、自分や相手がストレスに陥っても適切に対処できるようになります。
パーソナリティ構造と診断
PCMでは6タイプの構成を「6階建てのビル」に例えます。診断では、どのタイプがあなたの基盤となり、表面に出やすいかを明らかにします。これにより、自己理解が深まり、他者理解もスムーズになります。
PCMの歴史と信頼性
- 1970年代:タイビー・ケーラー博士により開発
- 1978年〜1996年:NASAが宇宙飛行士選定に活用
- 1982年〜:ビジネス界でも導入(ビル・クリントンのスピーチ戦略にも採用)
- 2005年〜:日本国内でセミナー開始(ケーラー コミュニケーションズ ジャパン)
PCMの活用シーン
たとえば…
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Thinkerタイプの人には、事実やデータをはっきり示して説明
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Harmonizerタイプの人には、「ありがとう」「助かります」と温かい言葉をかける
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Rebelタイプの人には、楽しい言い回しや軽いジョークを交える
こうした工夫で、相手に「伝わる」コミュニケーションがしやすくなります。
🔸 自分に対して
パーソナリティ診断により、自分の強み・動機を理解し、自己受容や自己肯定感の向上に役立ちます。
🔸 他者との関係に
家族、パートナー、友人、同僚などとのすれ違いを回避し、共感的な関係を築くことができます。
🔸 ビジネス活用
- マネジメント
- 人材採用・配置
- 営業・顧客対応
- チームビルディング
- ストレスマネジメント
企業研修にも最適
同一グループ・チームでセミナーを受けることにより、PCMという共通言語が生まれ、スムーズな意思疎通と生産性の向上が見込まれます。
体験者の声とセミナー受講のすすめ
「PCMを知ったことで、自分の中の思い込みに気づき、解放されました。Key to Meセミナーは“きっかけ”として最適。さらに実生活へ落とし込むならBasicやAdvancedセミナーがおすすめです。」
悩みの有無に関わらず、自分や他者をより深く理解したい方、PCMに触れてみてください。
参考
院長・島袋 史のPCM(プロセスコミュニケーションモデル)調査結果
解説
院長は ベース/フェーズともに「シンカー」 という結果が出ました。これは以下のような特徴を表しています:
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論理的・計画的に物事を考える
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秩序を重視する
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冷静なコミュニケーションを好む
シンカーの顔は クールで無表情 に見えますが、これは怒っているわけではなく、基本の表情です。
また、効率よく仕事を行うことを重視しており、「いつ、何をするか」という 時間の管理 を大切にしています。
パーソナリティパターン調査について
PCM「Key To Me」セミナーを受ける前には、まず以下の調査に回答する必要があります:45問の質問からなるパーソナリティパターン調査
この調査は非常に重要で、PCMのすべてのステップがこの結果を基に進められます。落ち着いた時間に、誰にも邪魔されずに回答してください。この調査は、セミナーを初めて受講する前の一度限りであり、再調査はできません。
Key To Me セミナー料金
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初回受講料:27,500円(税込)
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再受講料:2,200円(税込)