『お産の希望と勇気を届ける12の言葉 ~これから新しい命を産み出すあなたへ~』むすびやのたね
「こわい」から「楽しみ」へ。お産への気持ちが変わるメッセージブック
出産に不安や恐れを抱える妊婦さんに、新しい命を産み出すことへの希望や勇気、そしてあたたかさを届ける本です。さらに、出産を控えた大切な人への贈り物としてもふさわしい、祝福と励ましのメッセージブックです。本書は、妊娠や出産に関する実用的なハウツー本ではありません。「自然なお産が素晴らしい」と一方的に語ったり、医療介入を否定する内容でもありません。沖縄で子育てをする女性たちが、自らの出産体験を通して受け取った気づきや学びを、これからお産を迎える妊婦さんに届けたい──そんな思いから生まれました。新しい命を産み出す女性が、自分自身の「産む力」、赤ちゃんの「生まれる力」を信じることの大切さを、実際の出産経験をもとにした12の言葉で綴られ、読む人の心にやさしく寄り添います。
本書の特長
- 実体験に基づいたリアルな言葉
沖縄で子育てをしている女性たちが、自らの出産体験から得た「気づき」や「学び」を、丁寧に表現。 - 「産む力」「生まれる力」への信頼を育む
妊婦自身と赤ちゃんに備わる“いのちの力”を信じる大切さが語られます。 - どんなお産も肯定する立場
自然なお産を賛美したり、医療介入を否定するものではなく、すべてのお産に意味があるというスタンスです。 - ギフトにも最適なつくり
シンプルであたたかい装丁とメッセージで、妊婦さんへの贈り物としても喜ばれる一冊。
妊娠・出産に向き合うあなたへ届けたい視点
- 妊娠・出産を通して、自分の心と身体と向き合うこと
- 陣痛の「痛みの奥にある意味」に気づくこと
- 周囲と信頼関係を育むことの大切さ
- すでにあなたの中にある“ちから”を思い出すこと
- お産の体験がその後の人生の在り方にもつながっていること
こんな方におすすめ
- 出産を控え、不安を感じている妊婦さん
- 妊婦さんへのプレゼントを探しているご家族・ご友人
- 出産にまつわる体験を読みたいすべての人
書籍データ
- 書名:お産の希望と勇気を届ける12の言葉 ~これから新しい命を産み出すあなたへ~
- 著者:むすびやのたね
- 発売日:2025年6月30日
- 仕様:単行本(紙)/メッセージブック形式
- ゆいクリニック受付で販売中。税込み1200円
このメッセージブックは、クラウドファンディングによって生まれました
本書は、沖縄で子育てをするお母さんたちの有志チーム 「むすびやのたね」 が中心となり、クラウドファンディングで多くの方々のご支援を受けて制作されました。当初は、限られた資金の中で、身近な人に手渡すための小さな冊子を想定していました。けれど、「お産に対する不安を、希望や勇気に変えられる社会をつくりたい」という願いに、全国から多くの方々が共感し、温かな応援が寄せられました。そのおかげで、より多くの妊婦さんやご家族、医療・助産の現場に届けられるよう、製本や配布体制の整ったかたちで世に出すことができました。このメッセージブックは、一人ひとりの「応援したい」という気持ちが織り重なってできた本です。ご支援くださったすべての皆さまへ、心より感謝申し上げます。※むすびやのたね プロジェクトクラウドファンディングから抜粋
プロジェクト概要
- このプロジェクトは、出産に不安や恐怖を抱える妊婦さんに向けて、希望や勇気、温かさを届けることを目的として行われました。
- プロジェクト名:〖これから出産する女性へ〗お産の希望や勇気を届けるメッセージブックを作りたい!
- 主催:むすびやのたね(沖縄県)
- 実施期間:2024年11月3日 ~ 2024年12月10日
- 支援者数:334人
- 支援総額:3,245,277円(目標金額1,800,000円の180%達成) ▶ クラウドファンディングページを見る
ゆいクリニックも支援しました。
ゆいクリニック受付でも本を購入することができます。お母さん達のやさしいメッセージでお産に関する様々な不安を減らしてくれる本だと思います。また、生んだ人たちはこの本を読んで、自分のお産をふり返るきっかけになると思います。どんなお産も様々な過程のひとつで、赤ちゃんはいつもお母さんの味方なんだというメッセージが、色んなお産の思いをサポートしてくれるように思います。1つ紹介すると、my助産師が紹介されていました。お産の時にも付き添ってもらえたら最高ですが、妊娠中の妊婦健診で、my助産師に健診してもらえるととても良いのではと思います。また、日本では一般的ではないですが、ドゥーラさんに付き添ってもらえたりするのも良いと思います。病院ではなかなか、立ち会いが制限される中でかなわないことですが。そんななか開業助産師さんの存在はとても貴重だと思います。ひとりお産の方をみるだけで、ずっとその人のお産が終わるまでオンコール体制で、拘束される中、お産をする方に付き添っていくその姿勢はとても素晴らしいし、そんな風にサポートされるお母さんは、どんな形でもお産を肯定的にとらえられるのではないかと思います。お産の痛みについては、無痛分娩が医療保険に取り入れられるという話しも出ていますが、私は、硬膜外無痛分娩はお勧めしていません。舌に麻酔をしておいしいものを食べるようなものだと思っています。たしかにお産がきつくて、それで帝王切開を望む人もいます。それなら無痛分娩を使って経腟分娩出来た方がよいという考え方もあるかと思います。とてもお産が長引いて、痛み止めがあった方が良いと思える方もいます。でも、無痛分娩をスタンダードにするのは間違っているように思います。自然な力で、ホルモンが働いて、お産をして母乳育児をすることでお母さん脳になっているのではないかと思うのです。そこにお産までの身体作りやお産後の栄養がとても大切だと思います。