胎児に悪影響を与える毒について

質問:シャンプーや化学物質が羊水にとけだしているなと感じた事や、そのような毒を出産立会い時にわかったり、経験したことはありますか?

私自身は、特に羊水の匂いで異臭を感じたことはありません。でも赤ちゃんはお母さんの体を一生懸命デトックスしてくれているという事を自分の子ども達で実感しています。

長女は生後3週間目からものすごい脂漏性湿疹ができました。出産をサポートしてくれた助産院では、アトピー性皮膚炎ではないかといわれ、除去食を勧められました。結果的には授乳期間に体に悪い物を摂らなかったのは良かったことですが、子どもはアトピー性皮膚炎ではなく数ヶ月で肌は普通に戻りました。私も子どもの肌がきれいになってきて、食事も普通の加工品を食べる食生活に戻してしまいました。

その後、4人目まで徐々に皮膚炎症状は軽くなりながらも、乳児湿疹がかなりひどくでていました。特に長女ほどひどい湿疹は、他の赤ちゃんではみたこともありません。もし自分が過去に戻れるなら、妊娠中と授乳中の食生活を正したいと思います。それはかなわないことなので、現在妊娠中のお母さん達に、是非良く食事を赤ちゃんのためにとってあげてとおすすめしたいです。

ゆいクリニックでは出来るだけ化学物質を使わないことをおすすめしていて、赤ちゃんの沐浴は、石けんも化学物質なので使わずに、ふらの布で行っています。https://www.yuiclinic.com/information/965/

世の中にどんな毒があるのか、内山葉子先生の「毒だらけ」という本がとても詳しくわかりやすいのでおすすめです。

最近は、プラスチック製品、ビニール袋による環境汚染の心配についても取りざたされています。便利な世の中ですが、地球を守るということも大切にしたいと思いながら、ゆいクリニックでも色々と模索中です。是非皆さんも学んでみて下さい。

また、私は、ファンデーションの経皮毒(皮膚から吸収される毒)が心配で、ほとんどお化粧をしていませんでした。(外に出ないので必要ないとも思っていました。)でも、こちらの本を読んで、十何年かぶりにお化粧を始めました。これなら体に毒ではないと思ったからです。最初程まじめにはやっていませんが、こちらの本で紹介されている乳液は自然な紫外線防止になるとのことで続けています。ぜひ皆さんもファンデーションを卒業してみてはどうでしょうか。

私、ファンデーションを卒業します。坂田まこと (著):受付で販売しています。

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どちらも「塗ったまま眠れる」くらい優しい処方なので、クレンジングも洗顔も不要です。あなたも「すっぴんライフ」を楽しもう!

1. 吉野本葛粉生まれのアロールートフェイスパウダー
Arrowroot face powder
2. 木苺と人参生まれのサンケアスキンオイル
SUN CARE SKIN OIL 開封後は冷蔵庫で保管して下さい。少量ずつの使用で良いので、約半年間ほど使えます。

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。