未知との遭遇

ゆいクリニックで出産された方のお産の感想を紹介いたします(お産感想掲載にあたってはご本人の同意を得ております)


予定日より早めに産まれました。未知との遭遇の始まりです。初産であり右も左も分からない状態ではじまったお腹にいる生きものとの妊娠生活にも慣れ予定日近くなり、いつでも地球に出て来る可能性がたくなり始めた頃・・・おしるしや前駆陣痛ってどんなものか・・・と不安に思いながら過ごしていました。今思えば、出産2日前頃からお腹の張りと腹痛を感じるようになり前日の朝には腹痛も強くなり、激痛になったり和らいだりと不規則な痛みを感じながら起きあがれず朝を迎えました。「もしかして、これって前駆陣痛?いや、まさかの本陣痛?」と不安に思いながら痛みの間隔や強さを判断しようと必死でした;痛みに耐えられずお昼に受診。状況から10時破水して11時には陣痛が開始したとの診断になり、入院になりました。入院して、一安心と思いきや「陣痛が強くなるまで待機=痛みが強くなるのに耐える」という拷問の様な時間があり、めげそうでした。陣痛も強くなり、分娩室へ移動。 今まで経験したことのない、未知の痛みと苦しみとの遭遇。陣痛の痛みや嘔吐、原因不明の腹痛と吸引、様々な難所を乗り越えて、日付が変わった深夜約13時間を経て地球に我が子が出てきました。胸に抱いた感想は、「長かった、、終わった、、」の疲労感と達成感と痛みからの解放ぐらいでした。その後処置をされている間、ずっと声かけ、イキミ方や力の抜き方等具体的に伝えてくれ分娩を支えてくださった助産師さんに感謝の気持ちが溢れていっぱいになりました。分娩中必死でしたが、助産師さんの存在は心強くて安心感をえながら出産できました。地球人になった我が子に会えた感動よりも、沢山の人に支えられて、無事に出産できた事に気付き妊娠・出産を乗り越えた事に安堵し感動しました。旦那さんの立ち合いに無関心な私でしたが、自ら立ち合いを希望し、長時間の痛みと戦っている間そばにいて声かけしてくれた事にも感謝しています。旦那さんの感想は、「覚悟はしていたけど、想像以上にたいへんそうだった。立ち会えてよかった」と、産みの苦しみを目の当たりにし我が子に出会え抱く事ができ嬉しそうでした。コロナウイルスの影響で帰宅しないといけない時には名残惜しそにしていました。入院中も、産後の体の痛みや授乳などの未知との遭遇だらけですが、助産師さんはじめ、スタッフさんや家族、同僚、友人等々の激励の言葉を受けて乗り越えています。ここに書き表すことができない感想の気持ちでいっぱいです!!沢山の未知との遭遇も出産のステキギフトです。「ありがとうございます」