母乳育児の良いところ
【お母さんにとって】
産後の出血量の減少、より早い子宮の復古
授乳性無月経による妊娠間隔の延長
産後の体重減少
病気のリスクの低下
産後うつ アルツハイマー病
2型糖尿病(妊娠糖尿病のある場合)
関節リウマチ、心血管系疾患、高血圧
高脂血症、閉経前乳がん、卵巣癌、子宮体癌
【赤ちゃんにとって】
健康 病気のリスク低下
下気道感染症(肺炎や気管支炎)、中耳炎
風邪、咽頭炎、胃腸炎、乳幼児突然死症候群、アレルギー性疾患(喘息、アトピー性皮膚炎、湿疹)、セリアック病、炎症性腸疾患、小児白血病、リンパ腫、早産児(敗血症、壊死性腸炎、発育不良、神経学的後遺症)
神経学的発達(より高いIQ)
関連コラム
“とるだけ育休”じゃない!お父さんの育児~お父さんにできる本当のサポート
この記事を書いた医師
- ゆいクリニック院長
- 島袋 史
- Fumi Shimabukuro
- 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。