内山葉子先生栄養講演会開催されました。

先日ゆいクリニックにて、内山葉子先生の講演会が開催されました。テーマは妊婦さんのための栄養講座という事でしたが、健康になるために誰がきいても参考になる内容でした。

2004年アメリカのEWG(enviromental working group)によると胎児の体内に蓄積される有害化学物資は調べたところ287種類にもおよび、そのうち212種類は30年以上前に禁止されている物質で、180種類は発がん性物質だったそうです。又、カナダで任意に妊婦さんを調べたところ、ほぼ全員の血中にBTトキシン(殺虫剤の一種)が検出されたそうです。世の中は毒だらけで、母から子どもへ毒が移行してしまうと言う現実があります。そんな中、避けた方が良いもの、何を食べれば良いのかをわかりやすく講演ではお話ししてくれました。世の中には食品添加物や化学物質があふれていて、全てを完璧にすることは出来ませんが、それでも、できる範囲で身体に悪いものをとらないようにすることは大切です。

又、食べるものも大切ですが、何を消化し、何を吸収したかがとても重要なので、きちんと食べ物が代謝されることも大切です。酵素の働きを邪魔しないように砂糖や有害金属を避けるなどの知識をつけることも大切です。お腹の中の腸内細菌が免疫の8割をになうという説もあります。妊娠中もそうでない人も腸の状態が最も大切です。酵素がたっぷり働ける状態であれば悪阻がかるいのではないかという説もあります。腸内環境はとても大切なのです。そのことをまずは知って、出来ることから初めてみましょうとわかりやすくお話しして下さいました。

食品の材料表示を確認することからでも始めてましょう。また、外食は原材料表示は不要なのです。

歯、空気、住環境、衣服、食、水、こころが大切です。生活の状況などありますが、知識があると意識が違ってきます。自分で学ぶことは最も大切なので、是非皆さんも学んでいきましょう。ゆいクリニックでは内山葉子先生の著書を販売していますし、待合室には本を置いていますので、是非見てみてください。

講演会の後内山葉子先生とお食事しました。外食は原材料表示不要なので、原料が見えるものを食べるとより安全ですね。先生とおお食事は火鍋でした。
講演会の様子です。
忠雄先生も一緒に記念撮影しました。

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。