破水はじまりの出産

ゆいクリニックで出産された方のお産の感想を紹介いたします(お産感想掲載にあたってはご本人の同意を得ております)


2018年4月9日 19:19 第1子

初めてのお産でした。

偶然ゆいクリニックを知り、調べているうちに一人ひとりに寄り添ってくれそうだなぁ、食事も美味しそうだなぁというイメージでそれまで出産に対して怖い、不安という抵抗感がありましたが、もし授かったらゆいで産んでみたい!と思うようになりました。最初は、特にフリースタイルにこだわっていたわけではありませんでしたが、充実したマタニティクラスや助産師外来を受けているうちに、不思議と“自然なお産”への憧れが強くなっていきました。結果、自分の納得のいく、楽しくて、また思い出したい、幸せなお産ができました!!妊娠中から、つわりもなく毎回の検診や助産師外来、マタニティクラスで学べることが楽しく、ヨガをすることでも自然なお産へのイメージや呼吸法、体を整えていくことができたように思います。こんな感じで経過も順調、幸せな妊婦生活を送っていたので勝手に、お産も予定日前後に陣痛から始まってくれるだろうと思っていたのに・・・まさかの37w2dで破水・・・。予想もしていなかった出来事に、朝からまだ眠っていた夫を慌てて起こし、「もう産まれるの!?」「なんでよ!?」と大騒ぎしながら、ゆいへ連絡、入院準備を済ませ(朝食も)、そのまま入院。動揺していた私も、仕事を休んで側に居てくれた夫の「大丈夫!」の声かけや病院らしくない自宅のような部屋で過ごすうちに気持ちも落ち着き、“赤ちゃんと自分を信じよう”“リラックスを心がけよう”とお産に向けて少しずつ心の準備を整えることができました。

破水から2日目。なるべく自然に赤ちゃんが来てくれるのを待ちたいという思いがあり、誘発はせず様子を見ることになったものの陣痛はこず、段々と不安や焦りも出てきて、助産師さん一人ひとりが不安をもらす私に寄り添ってくれる温かい対応に、涙は溢れるばかり・・・。

破水から3日目。

助産師さんと先生のお話を聞いて、赤ちゃんの為にも陣痛誘発を少量ずつからして様子を見ることに決めました。14時半ころまで面会に来ていた母と楽しく会話しながら、そのあとはシャワーへ。15時過ぎた辺りからお腹の張りと同時に少しずつ痛みも感じるようになってきましたが、助産師さんが用意してくれた湯たんぽを抱えながらバランスボールに座りリラックスして過ごしていました。“ちゃんと陣痛きてくれるかなぁ”“明日には産まれてきてくれるかなぁ”など考えていたら、あっと言う間にお産が進み、(もうどこからが陣痛でお産なのか分からぬまま)気が付いたら一時帰宅して戻ってきたばかりの夫の手を握りしめ、助産師さんに「もう全部何もかもお尻から出そうです~~」と伝え、そこから記憶は曖昧ですが、分娩室へ入ると“もうすぐで赤ちゃんに会えるんだ”という喜びからやる気も出てきて(私が産む!という)助産師さんの「赤ちゃんの髪触れたよ!」「上手、上手!」という声かけに励まされながら、息を吐いて赤ちゃんに酸素を届けることに集中しました。助産師さんと夫がずっとつきっきりで側に居てサポートしてくれたおかげで、痛みよりも安心感の中で無事に娘を産んであげることができました。

お産の直後から、“楽しかった”“またゆいで産みたい”“思い出したい”と思えたのは、お産の前からの助産師さんの心のケアや産まれる瞬間の赤ちゃんの頭がはまったりでてきたりを意識しながらの貴重な体験、何より早期接触の2時間が何とも言えない幸せなひとときでした。バースプランでも書いた、赤ちゃんの温もりや重さ、一体感をじっくりと味わうことができて大満足です。母子同室で正直大変な時もありましたが、それ以上に娘とずっと一緒に過ごす中で自然と退院後の生活もイメージできて今後の不安はあまりないです。夫にとっても良い時間でした。

破水からの長い入院生活をずっとサポートしてくれた助産師さん、先生をはじめ、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。娘がゆいクリニックで産まれたたくさんのお友達の中の一人になれたこと、とても嬉しく思います。

2人目・・・もし授かったら戻ってきます。

スタッフ追記:お元気ですか?もうすぐ1歳になりますね。破水してから数日間頑張りました、陣痛がはじまるとあっという間でしたね。すくすく大きく健康に育っていくことを願っています。またぜひゆいに遊びにいらしてくださいね~♡