質問:母乳・人工乳とアレルギーの関係について教えて下さい。

母乳と人乳でのミルクアレルギーについて

近年アレルギー体質の方が多くなってきている印象を受けます。
赤ちゃんに湿疹ができたり、皮膚がカサカサしたりするとアレルギーかもしれないと心配をするお母様は多くいらっしゃいます。でも、自己流で食事制限したり、すぐにアレルギー用のミルクへ変更せずに、アレルギーに詳しい小児科医に相談しましょう

母乳で育てることが一番のアレルギー予防です。母乳と人工乳でどちらがアレルギーのリスクが高いかについては様々な論文が出ていて、はっきりとした結論は出ていません。
母乳には母親が食べた食べ物からのアレルゲンが混入する可能性がありますが、その一方でアレルギーを抑える成分が含まれています。
アレルギー予防用として市販されているミルクは、軽度にたんぱく質を分解した人工乳で、 一般の乳児用の粉ミルクと比べるとアレルギーを起こしにくいと言われています。しかし、 牛乳から作られたミルクはオーダーメイドの母乳にはかないません。母乳で育てることが 一番のアレルギー予防となります。
ですが、赤ちゃんがアレルギー体質で治療が必要な場合また母乳 が足りない場合は予防用ではなく、治療用の粉ミルクが必要となります。

自己流で食事制限したり、アレルギー用のミルクへ変更せず、アレルギーに詳しい小児科医に相談しましょう。

ゆいクリニックでは、母乳育児サークルを月1回開催しています。さらに院長による母乳育児の講座も開催しております。また、助産師による母乳外来も行っています。おっぱいのことで心配な事があれば、お気軽に御相談下さい。

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。