新生児の保温について~胎脂は皮膚を守る(ぐしかわ看護学校学生さんからの質問)

質問:学校の先生の助産師に、赤ちゃんが生まれたらタオルでゴシゴシ拭いて水気を拭かないと赤ちゃんが低体温になると言っていました。先ほどの授業で先生は、赤ちゃんをあまり拭かないように指示したと言っていましたが、低体温になったりしないのでしょうか?

答え:ゴシゴシと生まれたての赤ちゃんの身体をこすると胎脂を拭き取ってしまいます。胎脂は、白いクリーム状のもので、おなかの中から赤ちゃんの身体にくっついてきます。胎脂は赤ちゃんの皮膚を守ってくれる大切なものなので、ゴシゴシ拭くのではなく、やさしく押さえるようにして、胎脂を落とさないように、身体の水気をとってあげるようにするのがお勧めです。水気は取ってあげないと体温が下がってしまうので、タオルでくるんでやさしく押さえるようにして水気をとってあげて、ぬれたタオルは温かい乾いたタオルに交換して赤ちゃんにかけてあげます。

胎脂の効果

  • 保湿
  • 細菌感染から皮膚を守る
  • 保温

赤ちゃんの沐浴

生まれたての赤ちゃんをお風呂に入れるのが昔からの習慣でしたが、赤ちゃんをお風呂に入れると、胎脂を奪ってしまうだけでなく、体温調節が下手な赤ちゃんが低体温になってしまうリスクがあるので、ゆいクリニックでは生後3日目までお風呂に入れません。どうしても汚れが気になる場合には、部分的にふいてあげたりしています。お風呂に入れるときには赤ちゃんに化学物質を使わないようにするために、石けんを使わずにふらの布で身体を洗ってあげてお風呂に入れています。

布良の布で沐浴

ふらの布のおくるみ

ふらの布についてhttp://www.yuiclinic.com/information/3568/

ふらの布でシャンプーと洗顔http://www.yuiclinic.com/information/965/