寝酒やめて!

お酒を飲むと眠くなる!

お酒を飲むと眠くなります。胃腸から吸収されたアルコールが血液にのって脳に到達すると、GABA(ギャバ)と呼ばれる神経活動を抑える働きを持つ物質と似た作用を起こします。そのため、アルコールは、脳内にある覚醒作用を持つ神経細胞の活動を抑えて、眠気を誘います。

寝酒を続けていると、お酒の眠くなる効果は減ってくる。

お酒を飲むと寝付きは良くなりますが、だんだんとアルコールに身体が慣れて、眠くなる効果が弱くなってきたりします。これは「耐性」と呼ばれる現象で、アルコールの量を増やさないと眠気が起こらなくなってきたりします。

お酒を飲むと深いノンレム睡眠が減る

お酒を飲むと、睡眠前半の深いノンレム睡眠が減ってしまうため、睡眠時間の割に熟睡感が得られなくなります。また、深いノンレム睡眠の時に成長ホルモンが分泌されるため、身体の細胞修復にも悪影響が起こります。(大人でも成長ホルモンは分泌されています)

睡眠の後半でアルコール血中濃度が低下すると眠りが浅くなってしまいます。深夜にアルコールが身体からぬけてたびたび目が覚めてしまい、睡眠の質も量も低下することになります。

お酒が増えてアルコール依存症にも?!

眠れないからとお酒が増えてしまうと、お酒が手放せなくなって、アルコール依存症になるリスクもあります。日本では寝付きをよくするために寝酒をする人が多いというデータがありますが、寝付きをよくするための寝酒は是非やめましょう。寝るためのお酒は、睡眠薬よりもずっと身体に悪影響があります。

眠れない場合にはカフェインを避けましょう!

カフェインは毒ですよ!

お酒はふとんに入る4時間前までの飲み終わりましょう!

お酒は食事の時に楽しんで、睡眠に影響が出ないように、寝る4時間前までには飲み終わるようにしましょう。そうすると翌朝スッキリと気持ち良く朝目覚められます。

※参考文献:「やってはいけない眠り方」三島和夫著

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。