最近疲れやすい…それ、マグネシウム不足かも?

疲れやすい人へ
マグネシウムで炎症ケアとエネルギーをサポート

最近、疲れが抜けにくい、朝からだるい、集中力が続かない。そんな不調を感じている方は少なくありません。もちろん、疲れやすさの原因はひとつではありませんが、見直したい栄養素のひとつがマグネシウムです。

マグネシウムは、体の中で300種類以上の酵素反応に関わる大切なミネラルです。エネルギー産生、神経伝達、筋肉の収縮、骨の健康維持などに関わっており、毎日の元気を支える「縁の下の力持ち」のような存在です。

特に疲れやすさとの関係では、食べ物から得た栄養を、体が使えるエネルギーに変える働きを支えている点が重要です。必要な栄養素が不足すると、エネルギーがうまく作られにくくなり、だるさや活力低下につながることがあります。

さらに、体の中で小さな炎症が続くことも、疲れやすさの一因になると考えられています。マグネシウムは、こうした炎症をやわらげる働きにも関わっているため、疲労感が気になる方にとって意識したい栄養素です。

こんなサインがある方は、食事を見直すきっかけに

  • 朝起きるのがつらい
  • こむら返りが起こりやすい
  • イライラしやすい
  • 眠りが浅い
  • 頭痛が気になる
  • 食欲が落ちやすい

これらの症状があるからといって、必ずマグネシウム不足とは限りません。ただ、毎日の食事を見直すきっかけとして、マグネシウムを意識してみることはおすすめです。

マグネシウムを含む食品

マグネシウムを含む食品としておすすめなのは、ほうれん草、ケール、ブロッコリー、ゴーヤーなどの緑の濃い野菜、ひじき、のり、昆布、わかめなどの海藻類、アーモンド、かぼちゃの種、チアシードなどのナッツ・種子類、そして納豆、豆腐、みそ、枝豆などの大豆製品です。

そのほか、青魚、牡蠣、たこ、玄米、オートミール、アボカド、バナナも、日々の食事に取り入れやすい食材です。ひとつの食品だけで補おうとするのではなく、いろいろな食品を組み合わせることがポイントです。

目安量としては、成人男性でおよそ400mg、成人女性でおよそ310mgがひとつの目安です。例えば、アーモンド、納豆、玄米、ほうれん草などを1日の中で組み合わせながら、少しずつ摂っていくと無理なく近づけます。

にがりを活用する方法もあります

マグネシウム補給の一つの方法として、にがりを活用する考え方もあります。にがりは豆腐づくりにも使われる液体で、塩化マグネシウムを主成分としています。

ただし、にがりは少量から始めることが大切です。一度に多く摂ると、下痢などの原因になることがあります。持病がある方、妊娠中の方、腎機能に不安がある方は、自己判断せず医師に相談してください。

にがりについての詳しい紹介は、ゆいクリニックのこちらのページもご覧ください。

にがりについて詳しくはこちら

まとめ

マグネシウムは、エネルギーづくりと炎症ケアの両面から、疲れやすさに関わる重要なミネラルです。

毎日の食事の中で、野菜、海藻、豆類、ナッツ、全粒穀物を少しずつ増やし、できることから取り入れてみましょう。小さな積み重ねが、元気な毎日につながります。

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。