トレーニング方法:HIIT(High-intensity interval training)の紹介

 

雑誌「壮快」最新号では、みらいクリニックの今井一彰先生がHIIT【高強度インターバルトレーニング】を紹介しています。

HIIT(High-intensity interval training)とは

高強度・短時間のトレーニングをインターバル(休憩)をはさみながら行うトレーニング方法です。高強度・短時間のトレーニングを限界に近いレベルで行うことが必要です。限界の目安として、最大心拍数(220-年齢)を用います。HIITには決まったメニューはなく、それぞれの体力レベルに合わせたメニューで行うことができます。基本的には、20-60秒の高強度・短時間の運動に対し、半分の10-30秒のインターバルをはさむことが一般的です。インターバル中は心拍数を急激に落とさないためにも、完全に休憩するのではなく、ジョグや足踏みを行うことをオススメしています。HIITにかかる時間は基本的には4-30分で、短時間で行える効率的なトレーニングとして注目されています。

HIITはとてもきつい運動ですが、今井先生はゆるHIITとして運動したことの無い人でも無理なくできる運動を紹介されています。https://mirai-iryou.com/shinryo/flail/yuruhiit/

私は、初心者向けHIIT10分間というプログラムをやってみましたが、2日間やって筋肉痛がきつくなってしまいましたので、運動をあまりしていない人はゆるHIITが良いかと思います。

HIIT【高強度インターバルトレーニング】の良いところ

短い時間で効果が出せる、運動する時間をたくさん取れない人でも短時間でできる。

筋肉トレーニングの効果が高い。

今井先生は、老人でも出来るゆるHIITをお勧めしていて、しっかりと歩けなかった94歳の方が、すたすた歩けたり、スクワットも出来るようになったという事です。色々な動画が紹介されていますがいくつかリンクを貼っておきます。

60代からのゆるHIIThttps://youtu.be/To-MtBZAqs0

心拍数を上げたいhttps://youtu.be/iNZpDndncPk

体幹のバランスを鍛えるhttps://youtu.be/ngDkVB7t7VE

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。