木枕や平床をおススメですが、首や肩こりがある人、腰が悪い人もやっても良いですか?

質問:木枕や平床をおススメですが、首や肩こりがある人、腰が悪い人もやっても良いですか?

答え:西式健康法は体のゆがみを治すのにとても有効です。痛みがあったり、こりがある人人こそやった方が良いです。ただし身体にゆがみがあるほど使い始めに不快に感じる可能性が高いです。

甲田光雄先生は3年間頭の横がしびれ続けていたそうです。それを耐えて、その後良くなったそうです。

私は数年前に腰痛で歩くのもつらくなった時には、固いマットレスや柔らかいマットレスなど腰痛に良いというマットレスをいくつか買いました。高反発マットレスがよいのか、低反発マットレスがよいのか、腰痛が良くなるという宣伝でいくつか買いました。今は、平床で快適に眠れています。硬い木の板に寝ることで寝ている間に体のゆがみをとってくれるのです。ただし仰向けに寝ていないといけません。

私も最初はよく眠れなかったり、木枕に横向きに寝て、耳が痛くなったりしました。今は快適に眠れます。普通の枕も横に置いておいて、木枕でよく眠れないときには普通枕で横向きになってみることもあります。長時間木枕に平床が難しい方は昼間の休憩に30分以内くらいで初めてみるのもよいかと思います。

木枕についての詳細はこちらのコラムもご参照ください。奇跡の枕~硬枕、木枕

【奇跡の枕〜硬枕、木枕】木枕について知りたい!Q&A

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。