眠れない事は滅多にないですが十分な睡眠時間を摂っていても朝が起きるのが辛い時があります。

質問:眠れない事は滅多にないですが十分な睡眠時間を摂っていても朝が起きるのが辛い時があります。朝ギリギリまで寝てしまうので朝にすぐ起きれる方法があれば教えてほしいです。

答え:睡眠時無呼吸はないでしょうか。睡眠の質を落とすような習慣がないか見直してみてください。いつも同じ時間にねて起きるとすっきりと目覚められるようになります。一定の時間の寝起きが大切です。昼寝は20~30分以内にしましょう。

良い睡眠をとるためのお勧めを以下にご紹介します。

よい睡眠をとるためのおすすめ

  • 朝起きたら太陽の光を浴びる。(体内時計を毎日正しくセットする。)
  • 夕方以降は激しい運動をしない(神経を高ぶらせる)。
  • 日中の適度な運動はよい睡眠に効果的。
  • 寝る前に軽いストレッチをする。(やり過ぎると神経を高ぶらせるので注意)。
  • 眠くなったらすぐに床につく。
  • 夜22時から3時は熟睡できるように早めに布団に入る。
  • カフェイン(お茶、コーヒー、チョコレート、コーラ)などの刺激を制限する。
  • 禁煙する(寝ていてもニコチンが切れると神経が高ぶる)。受動喫煙も避ける。
  • ゲーム、テレビ、インターネット、音楽などは脳への刺激が強いので、寝る一時間前には避ける。
  • ブルーライトを避ける
  • 寝るときにはWIFIを切る。
  • 電磁波を避ける。
  • 暑ければ部屋を涼しくし、頭を冷やす。首は冷やさない。首を冷やすと頭がさえて、よい睡眠には逆効果。
  • 寝る2~3時間前までの食事を終える。
  • 寝る1~2時間前に入浴する(熱い風呂は避ける)。38~40度、42度だと興奮してしまう。
  • 睡眠導入剤代わりの寝酒は不眠のもとになるので避ける。お酒は睡眠を浅くする。お酒の耐性により量が増えていく。
  • 寝具、特に枕を変える。寝室は眠る時のみに使用する。
  • 身体にやさしいふらの布のシーツや毛布を使用する。
  • マッサージが有効。3~5回くらいでも効果有り、マッサージはしばらく続けるのが良い。
  • 昼寝は30分程度にする。それ以上は夜の睡眠に悪影響を及ぼす。 良い睡眠で6~8時間寝る。
  • よい栄養をとる。(ビタミンBなど)
  • 腸をよくする
  • 身体を締め付けるものはつけない。
  • 眠れなくてもシャバーサナポーズで休憩する。足を内旋させて休む。
  • 自然音のCDをかける。(ゆいクリニックの受付で販売しています)
  • アーシングをする
  • ホメオパシーで治療する。
  • 漢方薬睡眠薬など

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。