第256回全国禁煙アドバイザー育成講習会に参加しました。

先日行われた、禁煙アドバイザー育成講習会に参加してきました。まずは、高橋裕子先生が講義をされましたが、高橋先生は1時間半の講義の後に参加者がお弁当を食べながらのランチョンセミナーでの講義を休憩されずに行われました。凄いですね。そして、その講義内容も素晴らしかったです。

毎年禁煙科学会では学会が開催されていますが、今年の学会は大阪での開催とのことで、その紹介がありました。

第14回学術総会の案内

  • 開催地 :大阪府東大阪市
  • 開催時期:2019年(平成31年)9月21日(土)-22日(日)
  • 開催場所:大阪商業大学
  • 総会会長:東山明子
    大阪商業大学公共学部教授

・禁煙支援基礎講習 禁煙支援の基礎から最新知識まで
・禁煙治療の現場から・タフスモーカー対応  京都大学禁煙外来  高橋 裕子先生

高橋先生の講義では、学術総会の案内の後に先生の自己紹介がありました。日本着物学会の会長やネコ検定上級保持者とのことです。高橋先生は色んな顔を持っていますね。

いつも素敵な着物姿の高橋先生と一緒に着物で記念写真撮るのが楽しみの一つ。今年も一緒に写真をとりました。永吉先生は禁煙科学会の学術集会が沖縄で開催されたときのかりゆしウェアを着ています。永吉先生も着付けを習っているとのことで、来年は着物で参加したいとおっしゃっていました。高橋先生の講義では基礎的なことから禁煙に関する全般的な事をまとめてお話ししてくれました。私の隣に座った方は、禁煙関連の講習会に初めて参加したとのことで、知らないことが多く、とても勉強になったと言っていました。特に息子さんがたばこをやめて加熱式たばこにしたところ、害の少ないものに変えて良かったと思ったが、講義を聴いて、健康を害するものだとわかり、早速息子さんに伝えると言っていました。

禁煙支援の基礎から最新知識まで

平成時代に禁煙が進んだ。警察機関は派出所も含めて建物内は禁煙となり、警察官は禁煙しないといけない状況になっているとのことです。

禁煙を勧める4本柱

  1. 入手困難(価格値上げ、流通制限など)
  2. 喫煙場所の制限
  3. 教育啓発
  4. 禁煙支援

たばこの値上げ

たばこの値上げが最も禁煙を勧めるのに効果的とのことですが、日本の場合にはわずかな金額しか値段が上がらず、禁煙が進んでいないという事です。たばこ一箱1000円くらいになったら、みんな禁煙して健康になれるのにと思ってしまいます。

教育の効果

教育の効果としては、成人式でアンケートをとったところ、禁煙について講義を受けたことがある人と無い人で喫煙率が違っているというデータがあるそうです。

健康への影響

健康への影響として、癌や、心疾患、肺炎、脳血管疾患などは喫煙と最も関係しているというデータがあるそうです。
生存曲線では、90歳で非喫煙者は24%、喫煙者4%となっており、非喫煙者の方が長生きしているというデータがあります。45歳から54歳の間に禁煙しても寿命が延びますが、44歳までに禁煙するとたばこの寿命への悪影響はほぼ帳消しになり、長生きできる可能性が高まるとのことです。

口腔内の健康はとても大切です。歯周病があるとあらゆる病気との関連が考えられます。歯周病については喫煙が最も重要なリスクファクターとなります。たばこの喫煙本数と歯周病のリスクは関係して、たばこの喫煙本数が多いほど歯周病のリスクは上がります。

職場での喫煙対策

食品産業は企業イメージ向上のためにも企業全体で職場禁煙を勧めているそうです。また高橋先生は、経営者が職員を募集する際には採用条件に変えられない性別や身長などは限定してはいけないけれど変えられるものは条件にあげていいので、喫煙者は採用しないと記載すると、その会社で働きたい人は頑張って禁煙するので、禁煙が進むのではないかとアドバイスされていました。

たばこはうつ病のリスクを2.25倍あげるのと喫煙者は労災が多いとのことで、職場での禁煙を勧めることは労働者の健康管理にも大切とのことです。

健康増進法と受動喫煙

2018年7月18日には健康増進法が一部改正されて制定したとのことです。これにより受動喫煙対策を進めるように法律で定められました。受動喫煙は完全遮断することが進められています。ほんの少しの受動喫煙でも、健康への悪影響があり、病気にかかるリスクが跳ね上がります。受動喫煙に安全なレベルは存在しないという事です。

放射線被曝と比較されていますが、放射線被曝はある一定量を超えなければ身体への影響はほとんどありません。そのため検査のためにレントゲン写真をとっても特に問題ないです。でもたばこの害は、ほんのわずかでも健康への悪影響があるため、このくらいの龍馬でなら大丈夫ということが無いのだそうです。そのため完全にシャットアウトすることが大切なのだそうです。
屋外喫煙所で25メートル離れたところでも有害物質が検出されているのだそうです。

三次喫煙 サードハンドスモーク残留受動喫煙

一次喫煙は本人が吸い込むたばこの煙、二次喫煙は漂うたばこの煙で受動喫煙のこと、三次喫煙は部屋の壁や喫煙者の服、髪の毛などに付いた、目に見えないガス状の有害成分のこと。また吸った後の吐く息に含まれる有害物質も含まれます。企業などでは喫煙後45分間は立ち入り禁止のルールを設けているところもあるそうです。ゆいクリニックでも喫煙者の家族がいた場合には、喫煙後は45分間は新生児に近づかないように案内をしています。

数字の小さいたばこにダマされないで!

タールの量が少ないと宣伝されているたばこだと、その方が健康への悪影響が少ないのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、数字の小さいたばこの方が心筋梗塞のリスクがより大きいというデータがあります。また、この計測方法はたったの60mlを器械で吸引して計測していますが、一回の吸気で通常喫煙者は約500ml吸い込むため、数字の小ささはあまり当てにならないと考えられます。さらにはニコチン量が少ないとより多くニコチンを吸い込もうとして、深く吸い込むため、肺腺癌が増えるというデータもあるそうです。添加物もよりおおくなっている場合があるそうです。

加熱式たばこ

加熱式たばこはタバコを燃焼させずに加熱するもので、タバコ葉を加熱し、ニコチンを含むエアロゾルを生成します。「アイコス」(フィリップモリス)、「グロー」(BAT)、「プルーム」(JT)などがあります。加熱部分は電気製品で、器械が高いのですが、互換品ということで正規品ではない安い商品も販売されるようになっているとのことです。加熱式たばこは受動喫煙が少ない、煙が出ないたばこと宣伝されていますが、実際には煙が出ていることが検査で分かっています。目に見えないだけです。ほんのわずかでも健康に悪影響のある受動喫煙は避けるべきなので、加熱式たばこなら良いという事は無いですね。また、アイコスの製品説明には有害成分90%と宣伝されていて、いかにも健康被害が減るような印象を与える宣伝をしていますが、有害成分が十分の一に減ったからといって、健康被害も十分の一になるわけではないのです。それはたばこの影響はほんのわずかでも起こってくるという理論から理解できるかと思います。

受動喫煙だけで無く、喫煙者本人への影響も同じ事ですね。
一日たばこ一本吸っても病気のリスクは跳ね上がります。

また、たばこの有害物質は200種類以上も分かっている中で、その中の9つの有害成分についてだけ90%低減したと宣伝しています。けれどもニコチンは通常のたばこの84%も含まれており、9つの成分の平均値で90%低減としています。さらには、有害成分が少ないからと言って健康被害が減るわけではないと小さく書かれていて、将来のたばこによる健康被害訴訟対策もばっちりという状況なのだそうです。煙が出ないので一酸化炭素は0ですが、健康への悪影響が減る物ではないし、煙も出ないし臭いも少ないから加熱式たばこに使用ではなく、禁煙するが正解ですね。

アメリカでは健康への悪影響があるからと加熱式たばこはFDAが認可していなかったのですが、健康被害はあるけど、電子たばこの普及を防ぐために認可したといういいわけ月で、2019年5月7日に認可されたそうです。でも、加熱式たばこは値段の差はあれ7000円くらいの初期投資がかかるけど、電子たばこは100円程度でも購入できてしまうという事で、FDAのいいわけはちょっと苦しい言い訳のようです。世界中では加熱式たばこはあまり普及しておらず、売れているのは日本だけのようです。

電子たばこ

電子たばことは、乾燥葉や液体を電熱線の発熱によりエアロゾル(霧状)化して、吸引する喫煙具とのことです。(ウィキペディアより)英語圏では、装置はヴェポライザー(英語版)とも呼ばれ、電子たばこによる吸入を俗にVape(発音:veip:ヴェイプ)と呼ぶとのことです。特徴は安価で、日本では薬事法によりニコチン入りは発売できないため、年齢制限無しで、ネット販売されているものです。水蒸気だけで、ビタミンも吸えると宣伝されており、まるで健康に良いものであるかのようにも一見見受けられます。でも、様々な化学物質が含まれており、どんな有害物質がふくまれているか分からない危険なものです。もともと違法薬物をいれて吸入するような道具を改良されて販売されており、違法薬物へと移行しないとも限りません。また海外販売の物にはニコチン入りのものもあり、ニコチン依存症のリスクもあります。爆発事故は3年間で2000件以上報告されており、死亡例もあるとのことです。

イギリスでは、禁煙のために電子たばこを推奨しましたが、実際のデータとして、電子たばこを使い続けた人が18%、82%はまた通常のたばこに戻ってしまって、禁煙できた人は0だったというデータもあります。禁煙のためにまずは電子たばこに切り替えるということが宣伝されていたりしますが、電子たばこに切り替えても有害物質のリスクや爆発事故のリスクがあり、禁煙は出来無い可能性が高いと考えた方がよさそうです。

ニコチン依存の強さ

ニコチン依存症がどれだけ重症かを検討するのに有用な方法として、朝起きて何分以内にたばこを吸っているかということで判定できます。
5分以内
30分以内
60分以内
60分以上
この時間が短いほどニコチン依存の強いと考えられます。

日本で禁煙治療のために保険診療をうける場合には、ニコチン依存をみるためのスクリーニングテストの点数が5点以上という要件がありますが、実際にはこのテストは臨床には即していないので、朝起きてどのくらいでたばこを吸っているかという質問はとても有用です。

またたばこの依存はとても強く、ヘロインやコカイン、アルコールの依存度を超えるとも言われているそうです。

呼気中一酸化酸素測定器

禁煙外来では呼気中一酸化炭素測定器を使用して一酸化炭素濃度をチェックしますが、この器械があまり当てにならず、正確さに欠けるという事です。でも保険診療の要件にあるのでチェックはします。でも禁煙治療でたばこを何本吸っているかは本人からの聞き取りがとても重要です。本人が吸っていないということであれば、測定器で一酸化炭素濃度で高値がでても本当は吸っているでしょう、と問い詰める必要はありません。吸いたくなった場合の今後の対処方法を説明していきます。

まだ禁煙したくないと思っている人 タフスモーカーについて

禁煙したいと思っている人は喫煙者の70%くらいいるそうです。でもその中で実際に禁煙にトライする人は40%程度だという事です。

禁煙熟考期:たばこの害は分かっているけどやめられない。たばこが悪いと言われると、そんなことは分かっていると反発したくなる。今はまだ禁煙したいとは思わない、そういう人もいる。

そういう、タバコは悪いとわかっていても禁煙したくないという人への説明のコツを教えてもらいました。

高橋先生のアドバイスをふまえて、

今はまだ禁煙したいと思っていない人へ

たばこの害はみんな分かっていますよね。でもニコチン依存症で吸い続けてしまうのです。ですから、タバコは身体に悪いんですと言われてもそんなの分かっていると反発したくなりますね。ですから体に悪いことを聞くのではなく、禁煙したらこんな良いことがある、そして禁煙は難しい事ではない、そんなことが分かると一歩踏み出せるかもしれません。新しい事を始めるのは勇気がいりますが、禁煙のハードルは思っているほど高くありません。禁煙は難しい事ではありません。また失敗しても挑戦する価値があります。自分の美容のため、お金のため、子どもの健康のため(受動喫煙はほんのわずかでの健康リスクがあるのですよね。)、禁煙への一歩を踏み出してみませんか?

ゆいクリニックでは、外来予約は必要ですが、禁煙外来受診に特別な準備は必要ありません。どうかお気軽に受診して下さい。

薬剤師の立場から禁煙支援・喫煙防止教育と題して、沖縄県薬剤師会の笠原 大吾先生

笠原先生は学校での授業で子どもたちへの教育をどのようにしているか、子どもたちに伝えることとしてお話しいただきました。

子どもたちに基本的に伝えることと

  • たばこには身体に害のある物が入っている。
  • たばこを吸わないまわりの人にも害がある。
  • たばこは他の禁止薬物などへのゲートウェイドラッグとなり得る

このようなことを伝えているとのことです。

どうして大人は吸っていいのに、子どもはたばこを吸ってはいけないの?(法律で20歳未満喫煙禁止となっている)という質問に対しては、若いほどニコチン依存が強くなる、若くから喫煙するほど癌の発生率が高い、などと説明しているそうです。

また、加熱式たばこや電子たばこについても紹介して、危険性を伝えているとのことでした。子どもたちにはもしもたばこを勧められたら、上手に断る断り方も伝えているそうです。

笠原先生は学校薬剤師という立場でもお仕事されており、学校と連携して、子どもたちの健康のためにたばこやドラッグなどの講義、薬についてなども伝えているとのことでした。

DOHaD学説と喫煙 沖縄県立中部病院ハワイ大学卒後医学臨床研修事業団 安次嶺 馨

安次嶺先生はDOHaD学説と喫煙とうことで、お話しいただきました。DOHaD とは「どーはっど」と読むそうです。Developmental Origins of Health and Diseaseの略で、「将来の健康や特定の病気へのかかりやすさは、胎児期や生後早期の環境の影響を強く受けて決定される」という概念なのだそうです。もっとさらにわかりやすく言うと、その人の大人になってからの体質は、お母さんのお腹の中や生後早期の環境の影響を受けて変わる、ということです。

病気になりやすいかどうか、太りやすい体質やそれ以外にも慢性腎臓病とか発達障害とか、特定の癌とか、精神疾患とか、不妊症など、かなり多くの病気のリスクが子宮内や生後早期の環境の影響を受けて決定されることがわかってきているそうです。

胎内環境や生後早期の環境をより良いものにすることができれば、その子が将来病気になりにくい 体質になったり、性格もより良いものになる可能性があるのだそうです。体質を決めるのは遺伝子なのですが、その遺伝子の働き方が環境の影響を受けて変化するし、その中でも胎内と生後早期は特に重要です。大人になってからも遺伝子のオンオフが可能だという事は、村上和雄先生がたくさんの本を書かれているので、是非そちらも参考にされると良いかと思います。(遺伝子オンで生きる、生命の暗号、サムシンググレートなど)

タバコによる胎内や新生児期の影響

  • 低出生体重児
  • 流産、早産
  • 脳出血
  • 奇形
  • 乳幼児突然死症候群
  • 低身長、体重増加不良
  • 知能発達(IQがより低くなる)
  • 切れやすい、落ち着きがない

タバコを止めることでこのような悪影響はかなり減らすことができます。

講義内容Q&A

未成年の禁煙については、薬の使用が禁煙率を上げるというデータはない。未成年といえども実際に禁煙外来を行っていると、禁煙は薬を使ったほうが楽に禁煙できるという状況がある。

商業施設のオーナーが施設内全面禁煙を渋っているとのことで、どうやったら全面禁煙を勧められるかアドバイスをお願いしたい。答え、喫煙者は20%程度なので、残りの80%に全面禁煙をアピールすることで、集客効果は上がるということを伝えると良い。喫煙者が来られないことが問題にならないか心配する声もある。実際に全面禁煙しても受け入れらる時際になっていて、実際に施設内だけではなく、通学通勤途中も禁煙とした大学があるが、反対したのは一人だけで、問題なく施行された例もあるので、心配する必要はないですよ。

禁煙することで、食欲がまし、体重が増えるのでその対処方法はどうすればよいのか。消化吸収能力があがり、代謝が下がる。また口さみしくて食べてしまう。消化吸収能力があがることで禁煙すると体重が2kg程度増えることがある。それ以上に体重が増えてしまう対処方法としては、食事摂取量を増やさないように指導する必要がある。つまようじ、ボールペン、マスクなどの対処方法もありとのこと。糖尿病患者さんが禁煙すると体重増加が著明になる場合があるが、将来的な死亡率は禁煙した方が低下するというデータがある。

仕事が忙しくて禁煙外来に通えないという会社員には、薬局で薬を買って禁煙することができます。禁煙支援士のいる薬局をネットで調べてそこで禁煙サポートも受けられるので、時間がない人は薬局で自費で禁煙サポートが受けられると伝えてあげて下さい。

電子タバコを使うと禁煙成功率は下がる。電子タバコでタバコを吸わなくてもよくなって電子タバコを使い続けている場合には、依存性のある物質が入っていて、身体に悪影響が心配な物なので、速やかにやめさせた方が良いでしょう。電子タバコには種々雑多な発がん物質をはじめとした有害物質が含まれている。爆発事故も心配なので、電子タバコは使用しないようにした方が良い。電子タバコは中国だけで作られている。輸出基準もあいまいで、製品の安全性がかなり心配である。

受動喫煙を避けるためには喫煙後45分間は喫煙者に近づかない方がよいというデータについては、産業医大 大和先生のホームページに掲載されているとのことで、ホームページには膨大なデータや資料が掲載されています。http://www.tobacco-control.jp/

ミニコンサート

講習会の中で、琉球交響楽団団員によるフルートとバイオリンとピアノ演奏による素敵なコンサートが開催されました。毎回とても素敵なコンサートがこの会では開催されています。

 

■プログラム

今回の講習会のプログラムは下記でした。毎回禁煙アドバイザー育成講習会は内容が濃く、禁煙外来を行って行く上で、知識を更新するためにも大切だと感じました。人間は3ヶ月で忘れていくというので復習は大切だと思います。ゆいクリニックではスタッフ共々禁煙支援を今後も続けていきたいと思います。

◇10:00−11:30禁煙支援基礎講習 禁煙支援の基礎から最新知識まで
京都大学禁煙外来  高橋 裕子

◇11:30−12:30ランチョンセミナー  ・禁煙治療の現場から・タフスモーカー対応
京都大学禁煙外来  高橋 裕子

◇12:45−13:30  ・薬剤師の立場から禁煙支援・喫煙防止教育
沖縄県薬剤師会  笠原 大吾

◇13:30−14:30特別講演  ・DOHaD学説と喫煙
沖縄県立中部病院ハワイ大学卒後医学臨床研修事業団 安次嶺 馨

◇14:30-15:00ミニコンサート 琉球交響楽団団員

◇15:00−16:00  ・要点の復習・QA

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。