質問:大人におこるスマホやデジタル化についてどんな悪影響がありますか。

質問:

子どもの頃からテレビが身近にあって、今後デジタル化が進んでいく時代にスマホや電子機器からでる電磁波は避けて通れないと思います。子供にはスマホやテレビなどのメディアに触れるのは良くないと史先生の講義で知る事が出来ました。

私たちような大人には今後どのような悪影響があるのか知りたいです。史先生みたいに本をたくさん読みたいと思ってはいますが、ついついスマホで時間つぶしをしてしまいます。本を読みたいとやる気になるにはどうした方が良いですか?

答え:

スマホYouTubeからの情報も有用だと思います。ただ、電磁波についてはその害を知って視聴を制限することも大切ですね。まずは知識をつけることです。皆さんがメディア視聴にそんなに害があると知らなかったという感想を述べてくれていますが、そこから変化が生まれると思います。

アルツハイマー病や早期認知症、ADHDなどとメディアの関連について報告が数多くされるようになっています。電磁波によって認知症や記憶障害が起こるという事が医学的に認識されるようになっています。是非、内山葉子先生の「デジタル毒」を読んでみてください。

読書の習慣

読書は習慣だと思いますが、私もなかなか読書や動画視聴の時間が作れていません。時間は作る物だと思うので、自分の意識付けが大切だと思います。スマホからの情報もよいですが、デジタルにふれての認知能力の低下のリスクを考えると本からの情報も大切にしていきたいですね。

 

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この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。