株式会社玄米酵素主催「安部司先生」の食品添加物セミナーを聴講しました!

食品添加物の本をたくさん書かれて有名な安部司先生の食品添加物についてのセミナーを受講しました。主催は株式会社玄米酵素でした。

玄米酵素とは

⚫玄米・胚芽・表皮を麹菌によって発酵させた、消化のよい食品です。

⚫健康に必要な栄養素が40種類以上含まれており、白米を食べていても玄米酵素を補えば玄米食以上の栄養価値が生まれています。

⚫玄米が健康に良いことは分かっていても、なかなか玄米食に切り替えられなかったり、消化が難しい小さい子供やお年寄りでも安心してたべられます。

安部司先生

ベストセラー食品の裏側の著者であり、食品添加物において数多くの講演をを行っています。通常はメディアにでない(食品添加物界のはまだしょうごだそうです)のだそうですが、今回コロナで特別にオンラインセミナーを開催されました。安部司先生は以前は食品添加物のセールスマンとしてバリバリ働いていたけど、自宅の食卓に自分が開発に関わったミートボールを発見し、自分の子供たちに食べさせたくないものを自分が作っていたということに気がついて、会社をやめて食品添加物の問題を伝えるようになったのだそうです。

安部司先生の著書

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

食品の裏側2 実態編―やっぱり大好き食品添加物

世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん ベスト102レシピ: 「食品のプロ」が15年かけて考案!「魔法の調味料」で本気の時短!しかも無添加102品! 

「どうすれば手抜き料理で、おいしい家庭料理が作れるか」書き溜めた膨大なレシピノートの中から、厳選した102品を紹介!

超加工食品

自然とかけ離れた食品添加物たっぷりの食べ物。ファーストフードやコンビニのおにぎり、ファミリーレストランのハンバーグ、冷凍食品餃子、加工度がとても高い食品のこと。

  • すぐに食べたり飲んだりできる。簡単に温めて食べられる。
  • 口当たりがよい。
  • おしゃれな包装
  • 健康的だとうたっている。
  • 全世代的にマーケティングされている。利益率が高い、
  • 調理済み食品

パリ大学10万人の追跡で、超加工食品の摂取が10%増で、12%がんのリスク増加すると報告された。

とりすぎ3兄弟 塩、油、糖、添加物

日本人は昔はこんなにたくさん塩や油や砂糖、人工的な油など摂りすぎになっている。そんなにたくさんの塩や油、砂糖をとれないはずなのに、添加物を加えることで味がかわって摂りすぎになってしまう。

食品添加物グループ4分類、添加物4500以上ある。添加物をすべて覚えられない。それに食品添加物が身体にわるいと特定の食品を取り上げると証拠を出せと言われてしまう。まずは塩と油と砂糖がたっぷり入った超加工品について知ろう!

塩っ辛い、油っこい、甘ったるいを添加物が打ち消してしまう。

添加物で形を変えてしまうので、塩っ辛い、油っこい、甘ったるいものもとれてしっまう。コップ半分の油、羊羹一本は到底食べないが、子供が2Lの清涼飲料水を飲んでコップ2杯分の砂糖を摂ってしまったりしている。

塩分の黄金トリオ=食塩、化学調味料、たんぱく加水分解物

一日20gの塩を摂っている人がざらにいる。ミネラルのない食塩、GMO,が含まれる。

絶対塩度、と舌感塩度

添加物をいれると塩辛さがわからなくなる。塩がおいしく感じてしまう。塩がたくさん入って、添加物をたくさんいれるとおいしさを感じる。塩を減らすと食品添加物の味が生きてこなくなる。梅干しは18%の塩分だが、たくさん食べるわけではない。発酵食品なので、一日3,4個食べても良い味噌汁いっぱいで1.5g程度。塩を怖がる必要はないが、超加工食品の塩は摂りすぎに要注意である。

即席めんの塩分は海水濃度より高い塩分濃度だったりするが、そんな塩辛いスープをおいしく飲んでしまったりする。かつおだしに塩が入っていたりする。鶏がらスープに化学調味料と塩が入ってしまっている。日本食の文化ではだしにはしおは入っていなかった。

たん白加水分解物はほとんどの加工品に入っている。ベースに食塩が入ることでうまみがでる。とにかく安い塩をつかって、増量して味をこくするために使われる。

原材料:食塩相当量の表示となっている。以前はナトリウムという表示だったのでわかりにくかった。カップめんに8g、低くても5.5gなど。絶対塩度はものすごく高いが、添加物でスープも飲めてしまう。冷凍めんでも、食塩7.6gふくまれていたりする。

【食品添加物の危険性】食品添加物に気をつけましょう!~蛋白加水分解物について~

たんぱく加水分解物=様々なアミノ酸を主成分とし、加工食品の調味目的で使用されるもの。分類上は「食品」で、食品添加物ではない。「たんぱく加水分解物」は、「加水分解」という比較的単純な加工で製造されることなどから、添加物ではなく、食品に分類されている。 「たんぱく」を含んだ原料(肉や魚の加工で残った部分)や大豆たんぱく、小麦たんぱく、とうもろこしなどを加水分解するとアミノ酸が得られます。この加水分解の方法としては、塩酸を用いる。

【食品添加物の危険性】食品添加物に気をつけましょう!~蛋白加水分解物について~

油もとりすぎている

油は見える油と見えない油がある。米や食品にふくまれる油はみえない油。見える油はてんぷらやドレッシングなど。カップラーメンの麺はフライにされている。これが麺の油分の3割に含まれる。

ショートニングに水溶性の乳化剤をいれてバターフレーバーをいれるとマーガリン、フレーバーを変えるとチョコレートの増量剤にもなる。

安い菜種油や大豆油を水素ガスを吹き込んで固形の飽和脂肪酸にするのがトランス脂肪酸。そのままだとすぐに酸化するので、賞味期限が短いが、加工することで、賞味期限が長くなる。

トランス脂肪酸

コーヒーフレッシュは水と油と添加物の塊。水と油は混ざらないが、ポリグリセリン酸エステル、これを混ぜて、増粘多糖類(おがくずの一種)を混ぜるとどろどろになってコーヒーフレッシュになる。(腰の強いうどんは増粘多糖類のおかげ。)

マーガリン、ファストスプレッド、

サラダクリーミードレッシング、半固形状ドレッシング(タルタルソース、お好み焼きソースなど、マヨネーズもどき)

マヨネーズの8割油、ハーフカロリードレッシングは添加物がより多いマヨネーズ

サラダ油

遺伝子組み換え食品100%のサラダ油、遺伝子組み換えについて表示義務がない

ホイップクリーム

ホイップクリーム:牛乳、乳製品、植物油脂、乳化剤、メタリン酸Na、香料、きれいに泡立って、きれいなクリームになる。

くちどけチョコ、バター風ソースなどは乳化製品

ショートニングは食用植物油脂、乳化剤が入っている。

おいしそうに見えるパイや菓子パン

チーズクリームパイには脂質37%含まれる。菓子パンの商品にたくさんのトランス脂肪酸が含まれる。いつまでもしっとりするパンに、トランス脂肪酸が含まれている。女性がお菓子を食べて、トランス脂肪酸を摂りすぎている。コンビニスイーツにトランス脂肪酸たっぷり。女性の心臓病が増えている。

トランス脂肪酸

トランス脂肪酸は死亡酸?!

摂りすぎ砂糖

清涼飲料水、無果汁飲料などに多量の糖が含まれる。500mlで売っているが、100mlの原材料で表示されていたりする。500mlあたり50gの砂糖を摂ることになる。砂糖がコップ半分くらい入っていたりすると考えられる。コップ半分の砂糖は到底飲めないが、50gの砂糖を500mlにといてクエン酸1g入れると飲めてしまう。炭酸水でとくとサイダー。今は砂糖ではなく、ブドウ糖液糖がさっぱりしておいしいということで多量に使われている。多量の糖質をとって、反応性低血糖がおこって、体調不良をきたしていたりする。

人工甘味料も問題

「「カロリーゼロ」はかえって太る! 」大西 睦子著など。

人工甘味料を避けて!

今日からできる!家庭で添加物を上手に減らす

  • 非伝統的なものはさけて
  • 不自然な食べもは控えよう
  • 未経験な食べ物は控えよう

日本の伝統食品をとろう、壮大な人体実験に耐えた食べ物をとろう!

少食、和食、粗食、薄味、面倒くさくて不便で、それが昭和の食べ物で、安部ごはんがおすすめですとのこと。

その他の感想

・アイスクリームが好きでストレスを感じたときに食べていました。頭では、トランス脂肪酸が多く、体に悪いとわかっていても、食べてしまう意志の弱さに打ち勝つよう先生から頂いたココナッツバターを食べ砂糖を取らない食生活になれるよう努力していきたいと思います。安部先生の講義わかりやすかったです。

・話がわかりやすかったです。何事も過ぎれば良くないということで、我慢してストレスを感じない程度に加工食品と付き合っていきたいと思います。

・塩・油・糖・添加物を摂りすぎるとがんになる確率が12%も上昇する。それらは特にコンビニ食、ファストフード、調理済食品に多い。塩分が高くても添加物やおOOエキスが入っていれば高い塩分を感じずにおいしく食べてしまうと知り、とても怖くなりました。私はがん家系なので、特に注意して家族にも伝えたいと思いました。

・安部先生の動画を見て、自分たちが食べている物に、恐怖を感じました。今まで、普通に食べていた物が全部添加物だらけでそりゃー病気になるわ!と思いました。「ひふみ」「昭和そうす」を意識しながら食生活改善していけたらと思います。

・体に良くないと思っていても、簡単に調理が出来安くておいしいインスタント・冷凍食品に頼ってしまいがちです。実験の中でたくさんの添加物を入れる事によって水と油が混ざり色んな食品に使われているのはビックリでした。日本は安全、安心だと思っていたが体に良くないものが数多く販売されていることは怖いことだと思いました。料理も出来るよう頑張ります。

・阿部先生の本は読んでいますが、改めて講義を聴くと食品添加物の怖さがわかり、それを日常生活でまだまだ実感できていない自分に反省でした。塩分濃度が高いのに食品添加物で美味しさとして感じ、その味に慣れて求めてしまうとの説明はすごくわかりやすかったです。また、油と水は本来混ざり合わないのに、添加物を加える事でまろやかで口当たりのよいクリームができる実験は、まさに目で見て添加物の不思議と怖さを実感することができました。

・日々、食材選びには気をつけていますが、今回の講義で学んだことを意識して、更に、身体に良い生活を心がけて行こうと思いました。

・最後の玄米酵素の説明もわかりやすかったです。私は玄米酵素F100を摂っていて、味も食感も気に入っています。

・遺伝子組み換えや分解できない化学物質によりできている加工食品を食べているのは、非常に恐ろしいです。国が添加物の規制を緩めて、また記載表示の義務をなくしているので、消費者はますます騙されていくと思います。国が国民の健康を軽視しているとしか思えません。ひとりひとりが賢くならないといけませんね。貴重な学習の機会をありがとうございます。ひふみ、と昭和そうすは大事ですね。ハイゲンキは20年くらい前にとってはいましたが、あきて続きませんでした。講師の安部司先生が71歳で、お肌がつやつやきれいなのでハイゲンキの説得力があります。

・以前(子供が小さい頃)は食品添加物に気を付けていましたが、手がかからなくなってからは、かなり気にしなくなりました。今回、動画を視聴して添加物の危険性を再認識したいと思いました。

・加工品が作られる行程を知って改めて食品添加物の怖さを知りました。便利さに手が出でしまうので、今以上に気を付けていきたいと思いました。

・加工品は簡単でお手軽な感じがあって前は結構使っていましたが、先生から添加物の話を聞いて少しずつ加工品や冷凍食品も使わないようにしてきました。でもあまり加工品に含まれる添加物を気にしていなかったので、今回安部先生のお話を聞いて、さらにヤバさを感じました。楽に食べれる食品ほど体の健康を脅かすものが多く含まれている可能性があるので、カップラーメンなどの食品も基本食べないようにしようと思います。

手軽に食事が出来るという事は加工食品で添加物を多く使っている物を食事として食べている。身体に必要な栄養分を隠れた添加物で摂りすぎているため健康に気を付けているはずなのに逆に不健康になっている。知る事、出来る事から見直していこうと思う

塩・油・砂糖は直接食べていなくても、加工食品や添加物に姿をかえて摂りすぎている。

・一人暮らしなので簡単に食べれるインスタント食品を食べたりしています。家にあると絶対に食べるので、極力買わないようにしたいと思います。

・塩・油・糖の摂りすぎ、色々な食品に含まれる加工食品、どれほど怖い物かと驚かされました。簡単で便利だからと子供達に食べさせて育てた事実・・・もう遅いのですが反省しました。

・これまで通り、加工食品、インスタントは避けるように心がけたいたいと思います

・加工食品に使用している塩、油、糖が多いとはびっくりでした。味に騙されていることを知り、インスタント食品はやめようと思いました。

・油には見える油、見えない油、形を変えた油と多くある。添加物やエキス類が入れば入るほど美味しいものになる。塩や油を知らず・知らずに摂取していたことを知りました。

・普段の食生活の見直しを考えさせられました。ストレスにならない程度に少しずつ改善していきたいと思います。最後に先生が71歳と言われていたのですが、すごく驚きました。私も何歳になっても健康で若々しくいるために食生活気をつけたいと思います。

・超加工食品などの添加物による「美味しい」と感じさせる味変は素直に怖かったです。すべてを断つのは難しいですが、知る事により少しずつでも減らす努力を続けていきたいです。

・食品添加物の裏側という本を読もうかなと思っていたところだったので、今回講義を見れて良かったです。結構昔にこの先生の講義を受けた様な気がしてましたが…。改めてみて買い物の時に成分表を見るように意識しようと思いました。

・実験の様子はかなり衝撃的でした。加工食品の油の多さや害の理由がよく分かりました。

・講義の内容がとてもわかりやすく、目でみて添加物の怖さが実感できる内容だった。コーヒーフレッシュの実態がこういうものだったとはじめてわかった。乳化剤や増粘剤といったものが実際にどのような目的で使用されているのか実感でき、他の添加物に対しても興味がわいた。他にもなじみ深く使用してきたものがほぼ添加物でできているものも多いかもしれない。今後は注意深く加工品のラベルを観察してみたいと思う。

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。