本当にやせるためのダイエット

ダイエットにかけるお金は莫大

ちまたには多くのサプリメント、ダイエットグッズがあふれています。様々な食事方法も推奨されています。たくさんの人がダイエットにたくさんのお金をかけています。

やせるのは難しいのか

やせたい、でもやせられない、頑張ってやせたけどリバウンドしてしまった、そんなこともちまたにはあふれています。ゆいクリニックの外来に通ってくれている方ももうすこしやせたい、もっとやせたいという方がたくさんいます。でも、やせられない方が多い。もしくはすっごく頑張ってやせたけど、またリバウンドしてしまったという方も多いです。

リバウンドするとやせにくくなる

1度やせた後にまた太ってしまうとますます身体は現在の体重を維持する体質をもってしまい、やせにくくなってしまうのです。やせるための解決策は、一時しのぎでなく、ずっと続けられるライフスタイルの転換が必要なのです。

では何をすればよいのか、ベストなダイエット

植物性の食べ物、それも精製されていない食べ物中心に食べる。精製された砂糖、小麦、乳製品、食品添加物は極力とらないようにする。超加工品は避けるべき。そして適度に運動をする。

長期に継続することが大切

ダイエットの期間だけ頑張るのではなく、自分のライフスタイルの転換をしないといけない。一生砂糖を食べられないのかとブルーになるのではなく、自然な甘みで自然な食べ物で食生活が過ごせるようになることが大切。運動も期間限定ではなく、ずっと続けられるという事が大切。

こんな人はきっと太っていないはず。

いつも新鮮な野菜や果物をしっかりたべて、穀物は精製されていない食べ物をたべて、肉類、ポテトチップスやフライドポテト、キャンディー、チョコレートのようなジャンクフードは滅多に食べない。

ホットドッグ二つとビール二缶とりながらスポーツ観戦、ファーストフード店でチーズバーガーとフライドポテトを食べていてはやせない。いや、やせるかもしれないけど健康にはなれない。

なんのためにやせたいのか。

美しくなりたい、健康でいたい、若々しく元気でいたい。そういった思いを実現するためにも、太りすぎているのはマイナスです。でも、無理に食事を減らしたり、我慢をしていたら続けられない。絶対的なカロリーを減らして、一日一食ハンバーガー一個食べていればやせられるかもしれないけど、タンパク質がとれないのでホルモンがうまく働かなくなり、骨はもろくなり、AGEがたまって、将来寝たきり、認知症のリスクが高まります。

カラメルやおこげ等茶色いものは「美味しいなぁ」とかんじるのですが、身体によくないものを何故美味しくかんじるのでしょうか?

AGEとAGEスキャナーについて

野菜をしっかり食べると量をたくさん食べても太らない。

アイスクリーム1カップ、リンゴ4個、生野菜1kgみんな400kcalなのです。食事で生野菜をしっかりたべて、全体食をとることがダイエットの王道です。単にベジタリアンになって肉をとらなくなっても、食事に精製炭水化物食品がふくまれていたら、体重は減らない可能性が高い。お菓子やパスタを食べていては、植物性食品中心でもやせられない。

全体食をとることが大切。

ベジタリアンでも肉を乳製品にかえて、油と精製された穀物でできているパスタやお菓子類などの単純精製炭水化物食品(加工精製されて、食物繊維、ビタミン、ミネラルを失っている炭水化物食品)を食べているのでは、ジャンクフードベジタリアンで、健康にはなれない。

ヴィーガンのお店で食事すると揚げ物が必ずあります。ヴィーガンは健康ではないのですか?

運動を組み合わせる大切さ

運動することは健康を維持するためにとても大切で、食事と運動を組み合わせた生活習慣を自分のライフスタイルとして継続していく。

長期間にわたるライフスタイルの転換

すばやく大幅に体重を落としたとしても、継続できるような内容でなければリバウンド必須です。短期間にできる減量方法では、腎臓や心臓への負担、癌、骨や関節の疾患や身体のトラブルが心配されます。

長い間かけて増えた体重は、ゆっくりと減っていって当然

急に体重を減らして、リバウンドしてしまっては元も子もありません。慌てずに継続していくことが大切です。

カロリー計算は不要

好きなだけ食べて、それでも体重は減っていく。身体にふさわしい食べ物をとる。特にタンパク質、ビタミンミネラルをしっかりとることが体重を減らすためにも大切。まるごとの野菜や果物にはたくさんの食物繊維がふくまれていて、満腹感を得やすいし、血糖値の急上昇も抑えてくれます。

メニュー提供 自然食料理教室 エコロクッキングスクール

https://www.genmaikoso.co.jp/cultivate/school/

https://lit.link/ecs

流行のダイエット方法

様々なダイエット方法に飛びつかないで、継続していくことが大切。

体重が減ると身体を動かしやすくなって、より運動しやすくなる。

食事を変えて、減量して、運動がさらにしやすくなるという相乗効果がえられます。

ライフスタイルの転換

正しい食習慣と運動は体重を減らして、全体的な健康状態を改善するために、相乗効果を発揮して機能していきます。私たちは何を食べるかによって私たちの体重を正しくコントロール出来るのです。遺伝的な素因で太りやすい体質だったとしても、今どうやって生活しているか、何を食べているか、それによって遺伝子のスイッチのオンオフが可能なのです。

チャイナスタディー

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この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。