健康診断の「異常なし」を疑え 〜妊活・妊娠期に見逃されがちな鉄欠乏と、赤ちゃんの発達〜

「貧血なし」でも鉄が足りない?妊活・妊娠期に知っておきたいフェリチンとCRP

会社や自治体の健康診断で、「貧血なし、異常なし」と言われて安心していませんか?実は、貧血じゃなくても、鉄欠乏はとても多いのです。そしてその鉄不足が、生まれてくる赤ちゃんの脳や神経の発達に関わっている可能性がある、という研究報告があります。

このコラムでは、妊活中の方、妊娠初期の方、そしてそのご家族に向けて、産婦人科医の立場から「フェリチンとCRPをチェックすることの大切さ」を、医学的に誠実にお話ししていきます。不安をあおるのではなく、「知っていれば、できることがある」から、ぜひ最後までお読みください。

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まず、いちばん大切な結論

一般的な健康診断では、主にヘモグロビン(Hb)、赤血球数、ヘマトクリットなどを調べます。一方、体内に蓄えられている鉄の量を反映するフェリチンや、炎症の有無を判断する参考になるCRPは、通常の健診項目に含まれていないことがあります。ヘモグロビンは、血液中で酸素を運ぶために使われている鉄の状態を見る検査です。

しかし、鉄不足は、ヘモグロビンが低下して「鉄欠乏性貧血」と診断されるよりも前から始まります。そのため、健康診断で「貧血なし」と言われても、体に蓄えている鉄が少なくなっている可能性があります。

鉄不足は段階的に進みます

「隠れ鉄不足」の4段階

体の鉄不足は、いきなり貧血になるのではなく、段階的に進行します。

  • 段階1:たっぷり貯まっている 🟢
  • 段階2:貯蔵鉄が減ってきた 🟡
  • 段階3:貯蔵鉄がほぼ枯渇 🟠 ← ここが「隠れ鉄不足」
  • 段階4:やっと Hb が下がる 🔴(=はじめて「貧血」と診断される)

疲れやすさ、立ちくらみ、冷え、気分の落ち込み、集中力の低下、爪が割れる、氷を無性に食べたくなる……こういった症状があっても、Hb が正常なだけで「貧血ではない」と言われてしまうことが本当に多いのです。

鉄不足では、次のような症状がみられることがあります。

  • 疲れやすい、だるい
  • 立ちくらみやめまいがある
  • 息切れや動悸がする
  • 体が冷えやすい
  • 集中しにくい
  • 気分が落ち込みやすい
  • 爪が薄い、割れやすい
  • 髪が抜けやすい
  • 脚がむずむずする
  • 氷を無性に食べたくなる

ただし、これらの症状は鉄不足以外の病気でも起こります。症状だけで自己判断せず、必要に応じて血液検査を受けることが大切です。

検査結果の詳しい見方については、こちらのコラムもぜひご覧ください: 👉 鉄欠乏性貧血と、鉄不足、かくれ貧血について〜検査結果の見方

フェリチンとは?

フェリチンは、一言でいうと「体の鉄の貯金箱」です。

ヘモグロビンを「今、生活に使っているお金」だとすると、フェリチンは「銀行に蓄えている預金」にたとえられます。鉄は主に肝臓、脾臓、骨髄などに蓄えられており、血清フェリチン値は体内の貯蔵鉄を判断する重要な指標です。ヘモグロビンが低下する前の鉄不足を見つけるためにも役立ちます。

フェリチン値を考えるときの目安

  • フェリチンは、一言で言うと**「体の鉄の貯金箱」**です。

    • Hb を「今使っている現金」だとすると、フェリチンは「銀行の貯金残高」。
    • 肝臓・脾臓・骨髄に貯めている鉄の量を反映します。
    • Hb より早い段階で鉄不足を教えてくれます。

    フェリチン値の目安:

    • 15 ng/mL 未満:明らかな鉄欠乏(貯金ゼロ)
    • 30 ng/mL 未満:妊娠を考えるなら不足サイン
    • 40〜50 ng/mL 以上:妊娠期の理想ライン(貯金あり)

フェリチンは「高ければ安心」とは限りません

ここが一番大事なところです。フェリチンは**「急性期タンパク」という性質を持ちます。体の中で炎症や細胞のダメージがあると、鉄が足りているかどうかに関係なく数値が上がってしまう**のです。

フェリチンが高くなることがある主な要因

  • 風邪などの感染症
  • 歯周病
  • 慢性炎症性疾患
  • 自己免疫疾患
  • 脂肪肝や肝機能障害
  • 肥満やメタボリックシンドローム
  • 飲酒の影響
  • 悪性疾患
  • 鉄過剰症

したがって、「フェリチンが高いから鉄は十分にある」と単純には判断できない場合があります。

CRPも一緒に確認する意味

そこで参考になるのが、CRP(C反応性タンパク)です。

CRPも急性期タンパクの一つで、感染症、炎症、組織の損傷などが起きたときに上昇します。体の中に炎症があるかどうかを考えるための「物差し」の一つです。

ただし、CRPの基準値は検査機関や測定方法によって異なります。また、CRPが正常だからといって、すべての炎症性疾患を否定できるわけではありません。フェリチンを評価するときは、CRPだけでなく、ヘモグロビン、MCV、MCH、血清鉄、総鉄結合能、トランスフェリン飽和度、肝機能などを必要に応じて組み合わせて判断します。

フェリチンとCRPの基本的な考え方

フェリチン CRP 考え方
低い 正常範囲 鉄欠乏が疑われます。
低い 高い 鉄欠乏に加えて、炎症の原因についても確認が必要です。
正常または高い 正常範囲 貯蔵鉄が保たれている可能性がありますが、肝機能なども含めて判断します。
正常または高い 高い 炎症によってフェリチンが高く見えている可能性があります。他の鉄関連検査も必要です。

慢性炎症について詳しくは、こちらのコラムもご覧ください: 👉 CRPと慢性炎症について

妊娠前・妊娠初期の鉄と、赤ちゃんの脳

なぜ、妊娠を考える女性にとって、鉄が特に大切なのでしょうか。

鉄は、赤ちゃんの脳や神経が発達する過程で、さまざまな役割を担っています。

鉄が脳や神経で担う主な役割

  1. 酸素を運ぶ
    鉄はヘモグロビンの材料となり、脳を含む全身の細胞へ酸素を届けます。
  2. 神経細胞の発達を支える
    学習や記憶に関わる海馬をはじめ、脳の形成に関係します。
  3. 髄鞘化を支える
    神経を電気コードのように包み、神経の信号を速く伝える髄鞘の形成に関わります。
  4. 神経伝達物質の合成に関わる
    ドーパミンなど、集中力、意欲、運動、気分などに関係する物質の合成を助けます。

妊娠の時期と鉄の必要性

  • 妊活期:月経によって毎月鉄が失われるため、妊娠前に鉄を蓄えておくことが大切です。
  • 妊娠初期:赤ちゃんの脳や神経を含む、体の基本的な構造が作られる時期です。
  • 妊娠中期・後期:お母さんの血液量が増え、胎児や胎盤にも鉄が必要になるため、鉄の需要が大きく増加します。
  • 出産・授乳期:出産時の出血に備える必要があります。赤ちゃんの貯蔵鉄にも、妊娠中のお母さんの状態が関係します。

妊娠中の貧血と、子どもの神経発達に関する研究

2019年にJAMA Psychiatryに掲載されたスウェーデンの大規模な観察研究では、妊娠30週までに母体の貧血が診断された場合、貧血の診断がなかった場合と比べて、子どもの自閉スペクトラム症、ADHD、知的障害の診断が多かったという関連が報告されました。

ただし、この研究が調べたのは、血液検査などで登録された母体の貧血です。すべてが鉄欠乏性貧血だったことを確認した研究ではありません。

また、これは観察研究であり、母体の貧血が発達障害を直接引き起こすことを証明したものではありません。食生活、持病、感染症、社会経済的な要因など、さまざまな要因が関係している可能性があります。

大切なのは、「鉄不足があると必ず発達に問題が起きる」ということではありません。

妊娠前や妊娠初期から、必要な検査を受け、鉄欠乏や貧血があれば適切に対応することは、お母さんと赤ちゃんの健康を守るためにできることの一つです。

母体の栄養と、子どもの認知機能

母体の栄養状態と、生まれた子どもの運動機能、言語機能、認知機能などとの関連を調べた研究も報告されています。

鉄だけでなく、葉酸、亜鉛、ヨウ素、ビタミンB群、タンパク質など、さまざまな栄養素が妊娠中の発育に関係します。

しかし、これらの研究の多くは観察研究です。

「特定の栄養素をたくさん摂れば、子どものIQが高くなる」と断定できるものではありません。また、必要以上のサプリメント摂取が、かえって健康上の問題につながる場合もあります。

偏った摂取ではなく、食事全体を整え、不足が確認された栄養素を適切に補うことが大切です。

食事でできること~煮干しのすすめ~

鉄を含む食材の一つとして、当院では煮干しをおすすめしています。

煮干し100g当たりの栄養成分の一例

  • 鉄:約18.0mg
  • カルシウム:約2,200mg
  • 亜鉛:約7.2mg
  • タンパク質:約64.5g

栄養成分は、煮干しの種類や商品によって異なります。商品の栄養成分表示もご確認ください。

おすすめは、煮干しだしのお味噌汁

毎朝のお味噌汁に、粉末煮干しを小さじ1杯加えると、だしを取った後に煮干しを捨てることなく、煮干しを丸ごと食べられます。

鉄、カルシウム、亜鉛、タンパク質などを一緒に摂れる、手軽な方法です。

粉末煮干し小さじ1杯の重量は、商品や粉末の細かさによって異なります。仮に小さじ1杯が約3~5gで、鉄が100g当たり18mgの商品であれば、鉄の量はおよそ0.5~0.9mgです。

粉末煮干しだけで1日に必要な鉄をすべて満たすことはできませんが、毎日の食事に少しずつ取り入れる方法としておすすめです。

詳しいレシピと解説はこちら: 👉 煮干しだし味噌汁

その他の鉄を含む食材

  • かつお、まぐろ、いわしなどの魚
  • あさり、しじみ、牡蠣などの貝類
  • 肉類
  • 卵
  • 大豆、納豆、高野豆腐
  • 小松菜、ほうれん草
  • ごま、ナッツ類

植物性食品に含まれる非ヘム鉄は、動物性食品に含まれるヘム鉄に比べると吸収率が低い傾向があります。

さまざまな食品を組み合わせて摂ることが大切です。

貧血対策におすすめの食材の詳細は、こちらもご覧ください: 👉 貧血対策にお勧めの食材

鉄の吸収を助ける食べ方

ビタミンCを一緒に摂る

ビタミンCは、植物性食品に含まれる非ヘム鉄の吸収を助けます。

  • キウイ
  • いちご
  • みかん
  • レモン
  • ブロッコリー
  • パプリカ
  • じゃがいも

タンパク質も不足させない

魚、肉、卵、大豆製品などのタンパク質を、鉄を含む食品と組み合わせましょう。

お茶やコーヒーを飲む時間に注意する

コーヒー、紅茶、緑茶などに含まれるポリフェノールやタンニンは、非ヘム鉄の吸収を妨げることがあります。

鉄不足がある方は、食事中や食事の直前直後に濃いお茶やコーヒーを大量に飲むことを避け、水や麦茶などを選ぶとよいでしょう。

妊娠中に必要な鉄を、食事だけで満たすのは簡単ではありません

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、妊娠中の鉄の必要量は、年齢や妊娠の時期によって異なります。妊娠初期よりも、血液量が大きく増える妊娠中期・後期に、より多くの鉄が必要になります。しかし、鉄は吸収率が低く、月経のある女性では妊娠前から鉄が不足していることも少なくありません。妊娠してから食事だけで急いで鉄の貯蔵量を増やそうとしても、十分に補えない場合があります。

煮干し、魚介類、肉、卵、大豆製品、青菜などを組み合わせて食べることを基本とし、検査結果によっては、医師と相談しながらサプリメントや鉄剤を利用することも必要です。

妊娠中のレバーについて

レバーは、鉄、ビタミンB12、葉酸などを多く含む食品です。一方で、レバーにはレチノールとしてのビタミンAも多く含まれています。また、レバーは、解毒器官で、動物の老廃物がたまるところなので、動物が摂取した様々な有害物質を含んでいる可能性があります。

通常の食事で少量を時々食べただけで、直ちに問題になるわけではありません。しかし、妊娠中にレバーを毎日または大量に食べることは避けたほうが安心です。

鉄はレバー以外の食品からも摂れます。レバーだけに頼らず、魚介類、肉、卵、大豆製品、青菜などをバランスよく取り入れましょう。

レバーを食べてもよいのですが、偏りすぎないようにすることがお勧めです。

こちらのコラムもあわせてご覧ください: 👉 レバーはいっさい食べない方がいいのですか?

詳しくはこちらのコラムをご覧ください: 👉 妊娠中のビタミンA摂取について

食事だけでは足りないときは、鉄剤やサプリメントを

食事に気をつけても鉄が足りない場合は、鉄剤や鉄を含むサプリメントを利用する方法があります。

医療機関で処方される鉄剤

メリット

  • 鉄の含有量が多い
  • 鉄欠乏性貧血の治療に使用できる
  • 医師が血液検査を確認しながら量を調整できる

起こることがある副作用

  • 胃もたれ
  • 吐き気
  • 腹痛
  • 便秘または下痢
  • 便が黒くなる

副作用によって飲み続けられないときは、自己判断で中止するのではなく、主治医に相談しましょう。製剤の種類、飲む量、飲む時間などを変更できることがあります。

鉄剤の問題点について詳しくはこちら: 👉 鉄剤の問題点について

鉄を含むサプリメント

妊活中の鉄不足の予防や、食事で不足する分を補う目的で利用されることがあります。

ただし、サプリメントは医薬品とは異なり、鉄の量や品質には製品差があります。鉄過剰や、他のサプリメントとの重複にも注意が必要です。

選ぶときに確認したいこと

  • 鉄が何mg含まれているか
  • 妊娠中・授乳中に使用できる表示があるか
  • 他のサプリメントと鉄やビタミンAが重複していないか
  • 葉酸など、妊娠前後に必要な栄養素が適量含まれているか
  • 体調に合い、継続して摂れるか

ヘム鉄は、非ヘム鉄より吸収されやすいとされていますが、製品によって鉄の含有量や成分が異なります。

フェリチンやヘモグロビンが低い場合、サプリメントだけでは治療に不十分なこともあります。検査結果に応じて、主治医と相談してください。

受診・相談の目安

妊活を始めたい方

可能であれば、妊娠を希望する3~6か月ほど前から食事を整え、月経量や症状によっては、血算やフェリチンを含む血液検査について医療機関に相談しましょう。

妊娠が分かった方

妊婦健診で血算を確認します。フェリチンなどの追加検査もうけられるか主治医に相談してみてください。

早めに相談してほしい貧血や鉄不足を疑う症状

  • 強い倦怠感が続く
  • 立ちくらみやめまいを繰り返す
  • 動悸や息切れがある
  • 氷を無性に食べたくなる
  • 月経量が多い
  • 大きな血の塊がたびたび出る

速やかな受診が必要な症状

  • 失神した
  • 急に動悸が強くなった
  • 月経や性器出血が非常に多い

診察での伝え方

医療機関では、次のようにお伝えいただくとスムーズです。

「妊娠を考えています。以前に貧血を指摘されたことがあるので、フェリチンを含めて鉄の状態を調べる必要があるか相談したいです。」

「妊娠初期です。疲れや立ちくらみが強いので、鉄不足がないか確認したいです。」

「毎月の経血量が多く、大きな血の塊も出ます。」

まとめ

今回の内容を、3つのポイントにまとめます。

1.「貧血なし」でも、鉄不足が隠れていることがあります

健康診断のヘモグロビン値だけでは、貯蔵鉄の減少を見つけられないことがあります。月経量が多い方、妊娠を考えている方、鉄不足を疑う症状がある方は、フェリチン検査について医療機関に相談しましょう。

2.フェリチンは、炎症の影響も考えて判断します

フェリチンが正常または高値でも、炎症によって高く見えている可能性があります。CRPをはじめ、ほかの検査結果や症状も合わせて評価することが大切です。

3.食事、サプリメント、鉄剤を柔軟に組み合わせましょう

食事の基本は、煮干しや魚介類、肉、卵、大豆製品、青菜などを組み合わせ、ビタミンCを含む食品も一緒に摂ることです。

それでも足りない場合は、検査結果を確認しながら、サプリメントや処方の鉄剤を利用します。

大切なのは、不安になることではなく、自分の鉄の状態を知り、必要な対策を行うことです。妊娠前から体の状態を整えることは、お母さん自身の健康と、これから生まれてくる赤ちゃんの発育を支えることにつながります。

あなたとご家族の妊活・妊娠期を、ゆいクリニックも一緒に応援していきます。

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参考文献・参考資料

  • Gardner RM, et al. Association of Prenatal Maternal Anemia With Neurodevelopmental Disorders. JAMA Psychiatry. 2019.
  • World Health Organization. WHO guideline on use of ferritin concentrations to assess iron status in individuals and populations. 2020.
  • British Society for Haematology. UK Guidelines on the Management of Iron Deficiency in Pregnancy. 2019/2021 update.
  • 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
  • 日本産婦人科医会「妊娠中の貧血」

※本コラムは、一般的な医学・栄養情報を提供するものです。検査値の判断や鉄剤・サプリメントの使用については、年齢、妊娠週数、持病、服用中の薬などによって異なります。個別の診断・治療については、必ず主治医にご相談ください。

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。