将来ぼけないためにやっておいた方が良いこと⑦まとめ

ボケないためにやっておいた方が良いことシリーズ①〜⑤

「将来ぼけないために、やっておいた方が良いこと①食事編」と「砂糖中毒にも有効!認知症予防にココナッツオイルかMCTオイル」の感想

砂糖中毒にも有効「認知症予防にココナッツオイルかMCTオイル

ボケないためにやっておいた方が良いこと①食事編

ボケないためにやっておいた方が良いこと②運動編

ボケないためにやっておいた方が良いこと③睡眠編

ボケないためにやっておいた方が良いこと④ストレスマネージメント編

ボケないためにやっておいた方が良いこと⑤認知トレーニング編⑥有害物質対策編

再生リスト「認知症」に関連動画まとめています。

アルツハイマー病真実と終焉

認知症1150万人時代の革命的治療プログラム
著者 デール・ブレデセン (著),白澤 卓二 (監修),山口 (訳)

  • 長年の研究から、アルツハイマー病の主な原因となる36項目を突き止めた世界的権威が、その予防法と、9割が症状改善した治療法を解説する。食べるべき/避けるべき食品や、困ったときのQ&Aなども収録。

リコード法(45歳からの物忘れ・認知症予防)

  • ブレインケアクリニック

 今野裕之先生

  • 無料、有料メルマガあり
  • フェイスブックグループで「リコード法」を実践する会
  • YouTubeDr今野の見る薬

認知症予防おすすめ対策

  • 食事(サプリメント)
  • 運動
  • 睡眠
  • ストレスマネージメント
  • 認知トレーニング
  • 有害物質対策

認知症の治療=アミロイドβを減らす

  • 薬を使っても良くならない
  • 認知症は生活習慣病
  • 川の上流から原因となる老廃物や不純物、毒素が流れて川の下流に毒素がたまって、「認知症」になっている。川下だけきれいにしようとして認知症の原因と言われる物質を減らそうとしても、おおもとの川上から毒が流れ続ければ良くならない。
  • 根本原因にアプローチする。

実例紹介

  • 実際の治療ではたくさんの検査を行って、オーダーメイドに治療設定される。
  • 53歳会社員
  • 物忘れを自覚して5ヶ月ほどでクリニックを受診。記憶力や認知能力に低下が見られた。軽度認知障害の状態
  • 食事などの生活指導とサプリメントによる栄養補充が行われた。

実際の指導

  • ご飯やパン、麺類を控える
  • 魚、肉、卵、豆などのタンパク質が豊富な食材をとる
  • 緑茶を一日2杯以上とる

(西式健康法では柿の葉茶を推奨、緑茶はカテキンやビタミンC豊富で認知症予防にも推奨されますが、アルカリ性で飲み過ぎると胃が荒れます。)

  • オメガ3系の脂肪酸やココナッツオイルを積極的にとる
  • 葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12を食事やサプリメントから摂取する。
  • 有酸素運動を一回20分、週2回を目安に続ける
  • 一日20分程度の日光浴をする
  • ストレスに対処する(マインドフルネスをおすすめ)
  • 質の良い睡眠をとる
  • 暗算、音読、パズルなどの知的活動

軽度認知障害

  • 認知機能に問題があるが、日常生活には困らない。
  • 5年間で50%の人が認知症に進行。
  • この段階で適切な治療をすれば、本格的な認知症の発症を防いだり、遅らせられる。

実際の症例:生活習慣の問題

  • 間食が多い
  • 甘い物、お菓子をよく食べる
  • 糖質類(ごはん、パン、麺類など)をよく食べる
  • 夜中によく起きる、いびきがある
  • 平均睡眠時間が6時間
  • 就寝時間が不規則
  • 週2回以上マグロやカツオを食べる
  • 歯根管治療を受けている
  • 家族で認知症になった人がいる
実際の指導
  • 食事の指導
  • 運動、睡眠、認知トレーニング、ストレスマネジメント
  • 睡眠の改善のために、泌尿器科と呼吸器内科受診
  • サプリメントによる栄養補充あり
治療
  • 規則正しい生活
  • お酒、タバコをやめる
  • 糖質を取り過ぎない食事指導
  • 生活指導
  • ビタミンB群、ビタミンA,CD,E,亜鉛、αリポ酸などのサプリメント
  • 歯科受診

個別ではない一般的な対応で認知症は改善するか

  • 軽度認知機能低下(認知症ではない)の介護施設入所者にリコード法をおこなったところ改善があった。

行った食事指導

  • 夕食から翌日の朝食まで12時間以上、夕食から寝るまで3時間以上空ける
  • 一食20~40gに糖質を抑える
  • 炭水化物はこんにゃく米を使用
  • 砂糖のかわりにステビアを使用
  • ココナッツオイルを一日60~90gとる
  • 砂糖を含んだおやつや飲み物、空腹時の炭水化物摂取を避ける
  • 炭水化物はおかずを食べてから。間食はタンパク質脂質を中心。
  • 乳製品、小麦を避ける
  • 揚げ物は控える
  • 発酵食品を週一回以上食べる
  • 一日一品解毒力のある野菜や食材を食べる=パクチー、ブロッコリー、キャベツ、大根、ちんげんさい、アボガド、生姜、海藻、レモンなど)
  • 70%以上が認知機能を改善したり維持できた

今野裕之先生の診察を受けるには

  • 202112月現在、下記の医療機関でリコード法の診療を行なっています。 
  • 東京都 
  • ブレインケアクリニック :リコード法を主とした認知症予防治療と精神科・心療内科の保険診療を行なっています。HP: https://brain-care.jp 
  • みぞぐちクリニック :栄養療法のパイオニア・溝口徹先生が院長を務める最先端の栄養療法専門クリニックです。HP: https://mizoclinic.tokyo 
  • ビオトープクリニック白金 :全身的・統合的な予防医療に力を入れる新しいコンセプトの皮膚科・形成外科のクリニックです。HP: https://biotopeclinic.com 
  • 山形県 :美咲クリニック :東北初の日本抗加齢医学会認定施設。整形外科の保険診療を中心に、統合的なアンチエイジング治療を提供しています。HP: https://www.misaki-mc.com 

認知症予防おすすめ対策

  • 食事(サプリメント)
  • 運動
  • 睡眠
  • ストレスマネージメント
  • 認知トレーニング
  • 有害物質対策

 

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この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。